親の介護費用はいくら?平均500万円超も|祖母の介護を経験した私の実体験

「介護はまだ先の話だから大丈夫。」

数年前までの私は、そう思っていました。

親も祖母も元気で、自分とはまだ関係のない話だと考えていたのです。

テレビやニュースで介護の話題を見ることはあっても、

「自分の家族に限っては、まだまだ先だろう。」

そんな気持ちがありました。

しかし、祖母の介護を経験したことで、その考えは大きく変わりました。

介護は、ある日突然始まることがあります。

少しずつ体力が落ちていくケースもありますが、病気や転倒、入院などをきっかけに、一気に生活が変わることも少なくありません。

私の祖母もそうでした。

新型コロナウイルスに感染し入院したことをきっかけに、それまで普通にできていたことが少しずつ難しくなっていきました。

入院中は思っていた以上に体力が落ち、退院した頃には以前とは別人のように痩せていました。

特に大きかったのが、

嚥下能力(飲み込む力)の低下です。

以前は家族と同じ食事を普通に食べていた祖母が、

退院後は食べ物だけでなく唾液まで誤嚥してしまう状態になっていました。

誤嚥とは、本来食道へ入るはずの飲食物や唾液が気管へ入ってしまうことです。

高齢者の場合、誤嚥性肺炎につながる危険もあり、食事のたびに細心の注意が必要になります。

その頃から、

  • 食事の形を変える
  • 飲み込みやすいよう工夫する
  • 姿勢を支えるクッションを使う
  • 常に見守る

そんな毎日が始まりました。

私はその時初めて、

介護は「お金」だけではなく、「時間」と「体力」も必要になるものなんだ。

ということを実感しました。

もちろん介護は、お金があれば全て解決する問題ではありません。

何よりも大切なのは家族の愛情や支えです。

それでも、

「もう少し金銭的な余裕があれば、別の選択肢もあったのではないか。」

「もっと負担を減らしてあげられたかもしれない。」

そう思った場面があったのも事実です。

介護用品や介護サービスの中には、とても便利なものがあります。

しかし、便利なものほど費用がかかるケースも少なくありません。

介護が必要になってから慌ててお金を準備しようとしても、すぐに何百万円も用意するのは簡単ではないでしょう。

だからこそ私は、

介護を経験したことをきっかけに、将来のお金について真剣に考えるようになりました。

現在、新NISAで積立投資を続けている理由の一つも、将来の親の介護や、自分自身の老後への備えがあります。


  1. この記事で分かること
  2. 親の介護費用は平均いくらかかる?
  3. 「介護費用」だけではない見えにくい負担
  4. 要介護度によって介護費用はどれくらい変わる?
    1. 要介護度別の費用イメージ
  5. 介護度が上がると何が変わるの?
  6. 在宅介護と施設介護では費用も生活も大きく変わる
    1. 一般的な比較
  7. 家族だけで介護するメリットとデメリット
    1. メリット
    2. デメリット
  8. 介護サービスを利用するという選択肢
    1. メリット
    2. デメリット
  9. 「介護離職」という見えないリスク
  10. 私の祖母の介護で実際に起きたこと
  11. 新型コロナへの感染で状況は一変した
  12. 一番大きかったのは「飲み込む力」の低下
  13. 介護用品の存在を初めて知った
  14. 「もっとお金に余裕があれば…」と思ったこともある
  15. 介護で一番大変だったのは「時間」と「心」の負担
  16. 私が資産形成を始めた理由の一つ
  17. 介護と老後資金は別々に考えない方がいい
  18. 「お金が全てではない。でも、お金があることで選択肢は増える」
  19. 私が新NISAを続けている理由
  20. 今からできる介護への備え
  21. まとめ
  22. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 親の介護費用は平均いくらかかりますか?
    2. Q2. 介護費用は誰が支払うのでしょうか?
    3. Q3. 在宅介護と施設介護はどちらが安いですか?
    4. Q4. 介護保険を利用すれば自己負担はなくなりますか?
    5. Q5. 介護はいつ始まるか予測できますか?
    6. Q6. 40代から介護費用の準備を始めるのは早すぎますか?
    7. Q7. 新NISAは介護費用の準備にも活用できますか?
    8. Q8. 一番大切な介護への備えは何ですか?
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この記事で分かること

この記事では、私が祖母の介護を経験した実体験も交えながら、

  • 親の介護費用は平均どれくらいかかるのか
  • 在宅介護と施設介護では費用がどう違うのか
  • 家族だけで介護する場合のメリット・デメリット
  • 介護にはお金以外にどんな負担があるのか
  • 私が介護を経験して感じたこと
  • 将来の介護に備えて今からできること

について、できるだけ分かりやすく解説します。

「介護はまだ先だから。」

そう思っている30代・40代の方にこそ読んでいただきたい内容です。

介護はいつ始まるか分かりません。

しかし、お金の準備には時間がかかります。

この記事が、将来について少し考えるきっかけになればうれしいです。


親の介護費用は平均いくらかかる?

介護費用と聞いても、

「実際にはどれくらい必要なんだろう?」

とイメージしにくい人も多いと思います。

生命保険文化センターの調査によると、介護にかかる平均的な費用は次のようになっています。

項目平均額
一時的な費用(住宅改修・介護ベッドなど)約74万円
毎月の介護費用約8〜9万円
平均介護期間約5年1か月

この数字だけを見ると、

「毎月8万円くらいなら何とかなるかも。」

と思うかもしれません。

しかし、介護は数か月で終わるものではありません。

平均すると5年以上続くケースが多く、介護度によってはさらに長期間になることもあります。

例えば、

  • 月8万円
  • 介護期間5年間

だった場合、

8万円 × 12か月 × 5年 = 約480万円

になります。

さらに、

  • 介護ベッド
  • 手すりの設置
  • 車椅子
  • 住宅改修

など、一時的な費用として約70万円前後かかるケースもあります。

これらを合計すると、

総額550万円前後

になる計算です。

もちろん、介護保険制度を利用できるため、すべてを自己負担するわけではありません。

また、介護度や利用するサービス、地域によって費用は大きく異なります。

それでも、

介護には数百万円単位のお金が必要になる可能性がある

ということは知っておきたいポイントです。


「介護費用」だけではない見えにくい負担

介護というと、多くの人は介護サービスの利用料や施設費用を思い浮かべるかもしれません。

しかし実際には、それ以外にも細かな支出が積み重なります。

例えば、

  • おむつ代
  • とろみ剤や介護食
  • 防水シーツ
  • 車椅子の付属品
  • 通院時のタクシー代
  • 病院への交通費
  • 日用品や衛生用品
  • 介護用の衣類や靴

など、一つひとつは大きな金額でなくても、毎月の積み重ねで家計への負担は少しずつ大きくなっていきます。

私も祖母の介護を経験するまでは、こうした費用について考えたことはほとんどありませんでした。

介護が始まると、

「こんなものも必要なんだ。」

と思う場面が本当に多くあります。

だからこそ、介護費用は毎月のサービス利用料だけでは考えられないということを実感しました。

要介護度によって介護費用はどれくらい変わる?

介護費用は、

「介護が必要になったら毎月○万円かかる」

という単純なものではありません。

大きく影響するのが、

要介護度です。

要介護度とは、どのくらい介護が必要な状態なのかを表す区分で、

  • 要支援1・2
  • 要介護1〜5

の7段階に分けられています。

数字が大きくなるほど介護が必要な場面が増え、それに伴って費用や家族の負担も大きくなる傾向があります。

要介護度別の費用イメージ

要介護度状態の目安月額費用の目安家族の負担
要支援1掃除・買い物など一部支援約1〜3万円低い
要支援2日常生活の一部介助約2〜5万円低〜中
要介護1歩行や入浴の介助約5〜8万円中程度
要介護2食事・排泄にも介助が必要な場合あり約8〜12万円中〜高
要介護3日常生活の多くを介助約10〜15万円高い
要介護4常時介護が必要約15〜20万円非常に高い
要介護5ほぼ全面介助約20万円以上極めて高い

※介護保険利用後の自己負担額や介護用品代などを含めた一般的な目安です。地域や利用サービスによって異なります。


介護度が上がると何が変わるの?

数字だけを見ると分かりにくいですが、

介護度が上がると、

必要なお金だけでなく、家族が使う時間も一気に増えていきます。

例えば要介護1では、

  • 手すりの設置
  • デイサービス
  • 訪問介護

などを利用しながら、自宅で生活できる人も少なくありません。

しかし要介護4〜5になると、

  • 車椅子
  • 介護ベッド
  • おむつ
  • 食事介助
  • 排泄介助
  • 入浴介助
  • 夜間の見守り

など、介護が生活の中心になることもあります。

私自身も祖母の介護を経験して感じたのは、

介護は「少し手伝う」から始まっても、状態が変わると生活そのものが介護中心になることがある

ということでした。

だからこそ、

介護費用だけではなく、

介護期間がどれくらい続くのか

も重要になります。


在宅介護と施設介護では費用も生活も大きく変わる

介護が必要になった場合、

大きく分けると

  • 在宅介護
  • 介護施設への入所

という2つの選択肢があります。

どちらにもメリット・デメリットがあり、

費用だけで決められるものではありません。

一般的な比較

項目在宅介護特別養護老人ホーム有料老人ホーム
初期費用0〜50万円程度0〜数十万円0〜数百万円
月額費用約5〜15万円約8〜15万円約15〜30万円以上
24時間介護×
家族の負担大きい比較的小さい比較的小さい
自宅で過ごせる×

※費用は施設や地域、介護度によって異なります。

数字だけを見ると、

「在宅介護の方が安い」

と思うかもしれません。

しかし、

家族が仕事を休んだり、介護離職をした場合は話が変わります。

収入が減ることで、

結果的に経済的負担が大きくなるケースもあります。


家族だけで介護するメリットとデメリット

介護費用を少しでも抑えたいと考え、

家族が中心となって介護を行う家庭も少なくありません。

もちろん、それには大きなメリットがあります。

メリット

  • 本人が安心して過ごせる
  • 家族と過ごす時間を増やせる
  • 費用を抑えられる場合がある
  • 細かな変化に気付きやすい

一方で、

実際に介護を経験すると、簡単ではないこともたくさんあります。

デメリット

  • 睡眠不足
  • 自分の時間がほとんどなくなる
  • 精神的ストレス
  • 体力的な負担
  • 家族間で役割分担の問題が起きる
  • 介護離職のリスク

私が祖母の介護を経験した時も、

お金以上に感じたのは、

「時間が足りない」

ということでした。

介護には終わりが見えません。

病院への付き添い、

食事、

見守り、

買い物、

介護用品の準備。

一つひとつは短時間でも、それが毎日積み重なると想像以上の負担になります。


介護サービスを利用するという選択肢

現在は介護保険制度を利用することで、

家族だけで抱え込まない介護もできるようになっています。

例えば、

  • 訪問介護
  • デイサービス
  • ショートステイ
  • 福祉用具レンタル
  • 訪問看護

など、多くのサービスがあります。

メリット

  • 家族の負担を減らせる
  • 専門的なケアを受けられる
  • 介護疲れを防ぎやすい
  • 家族が仕事を続けやすい

デメリット

  • 利用料がかかる
  • 希望どおり利用できない場合もある
  • 地域によってサービスに差がある
  • 人気施設は待機になることもある

介護サービスを利用することに後ろめたさを感じる人もいます。

ですが、

家族が無理をし過ぎて共倒れになってしまうことも避けなければなりません。

介護は短距離走ではなく、

長く続くことも多いからです。


「介護離職」という見えないリスク

介護について考える時、

忘れてはいけないのが

介護離職です。

仕事を辞めて介護に専念すると、

収入が減るだけでなく、

将来受け取る年金や老後資金にも影響する可能性があります。

さらに、

一度仕事を離れると再就職が難しくなるケースもあります。

つまり、

介護費用だけではなく、

失われる収入まで考える必要があります。

私も祖母の介護を経験して、

介護は本人だけではなく、

家族全員の生活を大きく変える出来事なんだと実感しました。

だからこそ、

介護が必要になる前から、

少しずつでも備えておくことが大切だと思っています。

私の祖母の介護で実際に起きたこと

ここまでは介護費用や制度についてお話ししてきました。

ここからは、私自身が祖母の介護を経験して感じたことを書きたいと思います。

介護の形は家庭によって違います。

そのため、

「これが正解」

というものはありません。

あくまで一つの体験談として読んでいただければと思います。


新型コロナへの感染で状況は一変した

祖母は以前から高齢ではありましたが、

介護が必要な状態ではありませんでした。

もちろん年齢相応に体力は落ちていましたが、

家族と会話をし、

食事も普通に食べ、

穏やかに生活していました。

ところが、

新型コロナウイルスに感染して入院したことが大きな転機になりました。

高齢者は若い人以上に入院による影響を受けやすいと言われています。

祖母も例外ではありませんでした。

入院生活が続くにつれて筋力はどんどん低下し、

退院した頃には以前とは比べられないほど痩せていました。

その姿を見た時、

「本当に同じ祖母なのか」

と思うほど衝撃を受けたことを今でも覚えています。

私はその時初めて、

高齢者は一度体力を失うと元に戻すことが簡単ではないことを実感しました。


一番大きかったのは「飲み込む力」の低下

祖母で特に変化が大きかったのが、

**嚥下能力(飲み込む力)**でした。

入院する前は普通に食事をしていました。

しかし退院後は、

食べ物だけでなく、

水分や唾液まで誤嚥してしまうようになりました。

誤嚥とは、

本来食道へ入るはずの食べ物や飲み物が気管へ入ってしまうことです。

高齢者の場合、

誤嚥性肺炎につながる危険もあります。

そのため食事の時間は、

以前のように「食べるだけ」ではなくなりました。

少しずつゆっくり食べてもらう。

飲み込めたことを確認する。

姿勢が崩れないよう支える。

食事が終わってもしばらく様子を見る。

一食終えるだけでも、以前よりずっと時間がかかるようになりました。

普段何気なく食事をしている私たちにとって、

「食べる」

ということが、どれだけ大切なことなのか改めて考えさせられました。


介護用品の存在を初めて知った

介護が始まるまで、

私は介護用品についてほとんど知りませんでした。

ですが実際には、

介護を支えるための便利な用品が数多くあります。

例えば、

  • 介護ベッド
  • 車椅子
  • 体位保持クッション
  • 滑り止めマット
  • 食事用エプロン
  • とろみ剤
  • 介護食
  • 移動補助用品

などです。

祖母の場合も、

誤嚥を少しでも防ぐために姿勢を保ちやすいクッションを使ったり、

飲み込みやすい食事へ変更したりと、

少しでも負担を減らすための工夫を続けました。

こうした用品は本当に助けになります。

ただ、

便利なものほど価格が高いものも多く、

介護用品は一つ買えば終わりではありません。

消耗品もあれば、

状態が変われば買い替えが必要になるものもあります。

介護が長く続けば、

こうした積み重ねも決して小さな金額ではないことを実感しました。


「もっとお金に余裕があれば…」と思ったこともある

介護について書く時に誤解してほしくないのは、

介護はお金だけでは解決できない

ということです。

家族の愛情。

寄り添う時間。

本人の気持ち。

どれもお金では買えません。

それでも、

介護を経験した今だからこそ、

「もう少しお金に余裕があれば違う選択肢もあったかもしれない」

と思うことがあります。

例えば、

介護用品を迷わず購入できたかもしれない。

介護サービスを増やせたかもしれない。

家族の負担を少し減らせたかもしれない。

もちろん、

どれも「たられば」の話です。

ですが、

介護を経験した人なら、

同じように感じたことがある人も少なくないのではないでしょうか。

私は当時、

できる限りのことをしたつもりです。

それでも今振り返ると、

「あの時こうしてあげられたら良かった。」

と思うことがあります。

だからこそ、

将来親の介護が必要になった時には、

少しでも後悔を減らしたい。

そう考えるようになりました。


介護で一番大変だったのは「時間」と「心」の負担

介護費用は数字で表せます。

しかし、

時間や精神的な負担は数字では表せません。

介護が始まると、

病院への付き添い、

買い物、

食事の準備、

見守り、

介助、

手続き…。

毎日のようにやることがあります。

そして、

介護をしている人ほど、

「自分が頑張ればいい。」

と思ってしまいます。

私自身もそうでした。

少しでも祖母に楽をしてほしい。

できるだけ一緒にいてあげたい。

そう思うほど、

自分の時間は後回しになっていきました。

介護を経験して強く感じたのは、

頑張り過ぎることが必ずしも正解ではない

ということです。

家族が倒れてしまえば、

介護そのものが続けられなくなってしまいます。

だからこそ、

介護サービスを利用したり、

周囲を頼ったりすることも、とても大切なのだと感じました。


私が資産形成を始めた理由の一つ

祖母の介護を経験して、

私は将来について考えるようになりました。

もし親の介護が必要になった時、

少しでも選択肢を増やしたい。

「費用がないから諦める」

そんな場面を少しでも減らしたい。

その思いが、

現在も新NISAで積立投資を続けている理由の一つです。

もちろん、

投資をすれば介護費用が必ず準備できるわけではありません。

ですが、

資産形成は数か月で結果が出るものではなく、

10年、20年という長い時間をかけて育てていくものです。

介護は突然始まるかもしれません。

一方で、お金の準備には時間が必要です。

だから私は、

「いつか始めよう」ではなく、

「今から少しずつ備える」

という考え方を大切にしています。

介護と老後資金は別々に考えない方がいい

40代前後になると、お金に関する悩みは一気に増えてきます。

例えば、

  • 子どもの教育費
  • 住宅ローン
  • 自分たちの老後資金
  • 親の介護費用

これらが同じ時期に重なる可能性があります。

実際、このような世代は**「サンドイッチ世代」**とも呼ばれています。

子どもを支えながら親の介護も担い、自分たちの老後資金も準備しなければならないため、経済的にも精神的にも負担が大きくなりやすい年代です。

だからこそ私は、

介護費用だけを考えるのではなく、自分自身の老後資金も含めて準備することが大切だと感じています。

介護はいつ必要になるか分かりません。

一方で、老後は誰にでも訪れます。

どちらか一方だけを準備しても、もう一方への備えが不足してしまう可能性があります。


「お金が全てではない。でも、お金があることで選択肢は増える」

この記事の中で何度もお伝えしてきましたが、

介護は決してお金だけの問題ではありません。

一番大切なのは、

家族の気持ちや支え合いです。

それは今でも変わりません。

しかし現実には、

お金があることで選べることが増えるのも事実です。

例えば、

  • 必要な介護用品を購入する
  • 介護サービスを利用する
  • 家族が少し休める時間を作る
  • 自宅では難しい場合に施設という選択肢を考える

こうした選択肢は、ある程度の金銭的な余裕があってこそ取りやすくなります。

逆に、お金の心配が大きいと、

「本当は利用したいサービスがあるけれど費用が気になる。」

という場面も出てくるかもしれません。

だから私は、

**資産形成の目的は「お金持ちになること」ではなく、「将来の選択肢を増やすこと」**だと考えています。


私が新NISAを続けている理由

私が新NISAで積立投資を続けている理由は、

単純に資産を増やしたいからだけではありません。

祖母の介護を経験したことで、

「将来、親の介護が必要になった時に、少しでも後悔を減らしたい。」

そう考えるようになりました。

もちろん、

積立投資だけで介護費用をすべて準備できるとは思っていません。

相場が下がる時期もありますし、必ず資産が増える保証もありません。

それでも、

何もしないよりは将来の選択肢を増やせる可能性がある。

そう考えて、私は今も積立を続けています。

新NISAは、長期・積立・分散投資を始めやすい制度です。

介護のためだけではなく、

  • 自分自身の老後
  • 家族との将来
  • 万が一の備え

こうした長期的な目的のために活用するのも一つの方法だと思っています。


今からできる介護への備え

介護は突然始まることがあります。

だからこそ、お金だけでなく、日頃から準備しておけることもあります。

例えば、

  • 親と将来について話し合っておく
  • 介護保険制度について知っておく
  • 家族で役割分担を考えておく
  • 緊急連絡先や保険証の保管場所を確認しておく
  • 生活防衛資金を準備する
  • 少額からでも資産形成を始める

こうした準備を少しずつ進めておくだけでも、いざという時の負担は変わってきます。

介護が必要になってから慌てて情報を集めるのではなく、

元気なうちに家族で話し合っておくことも、大切な備えの一つだと思います。


まとめ

親の介護費用は、平均でも数百万円規模になる可能性があります。

介護期間が長くなったり、介護度が上がったりすれば、さらに大きな負担になることもあります。

しかし、

介護で本当に大変なのは、お金だけではありません。

時間、体力、そして精神的な負担も非常に大きなものです。

私自身、祖母の介護を経験したことで、

介護は突然始まること、

そして準備には時間が必要だということを身をもって感じました。

だからこそ今は、

将来の親の介護や自分自身の老後に備えるため、新NISAを活用しながら資産形成を続けています。

もちろん、資産形成は介護のためだけではありません。

将来のお金に少しでも余裕を持ち、家族との時間を大切にしながら、自分自身の人生も安心して過ごすための備えだと思っています。

介護も老後も、今日すぐに解決できる問題ではありません。

ですが、今日から備え始めることはできます。

この記事が、将来について考えるきっかけになればうれしいです。


よくある質問(FAQ)

Q1. 親の介護費用は平均いくらかかりますか?

生命保険文化センターの調査では、一時的な費用は平均約74万円、毎月の介護費用は約8〜9万円、介護期間は平均5年1か月となっています。介護度や利用サービスによって大きく異なります。


Q2. 介護費用は誰が支払うのでしょうか?

基本的には本人の年金や貯蓄から支払うケースが多いですが、不足する場合は子ども世代が負担することもあります。


Q3. 在宅介護と施設介護はどちらが安いですか?

一般的には在宅介護の方が費用を抑えやすい傾向があります。ただし、家族の介護負担や介護離職のリスクも考慮する必要があります。


Q4. 介護保険を利用すれば自己負担はなくなりますか?

いいえ。介護保険を利用すると負担は軽減されますが、自己負担分や介護用品代、食費、居住費などは別途必要になることがあります。


Q5. 介護はいつ始まるか予測できますか?

難しいです。加齢だけでなく、転倒や骨折、脳梗塞、認知症、感染症などをきっかけに突然介護が必要になることもあります。


Q6. 40代から介護費用の準備を始めるのは早すぎますか?

決して早くありません。40代は親の介護と自分の老後資金が重なる可能性があるため、早めに備えを始めることで選択肢を増やしやすくなります。


Q7. 新NISAは介護費用の準備にも活用できますか?

新NISAは長期の資産形成を目的とした制度です。介護費用を確実に準備できるわけではありませんが、将来の選択肢を広げるための一つの方法として活用を検討できます。


Q8. 一番大切な介護への備えは何ですか?

お金の準備だけではありません。家族で将来について話し合い、介護保険制度を知り、生活防衛資金や長期的な資産形成を進めておくことが、安心につながる備えになります。

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