パチスロと投資は同じギャンブル?4号機で勝っていた私が40代で新NISAを選んだ理由

私は会社員をしながら、本気で3〜4年間パチスロに取り組み、年間約500万円勝っていました。それでも今振り返ると、資産はほとんど残っていません。

一方で、現在は長期投資を続け、資産形成の考え方が大きく変わりました。

この記事では、その経験から「パチスロと投資の違い」を実体験ベースでお伝えします

「パチスロで勝てるなら、わざわざ投資をする必要はないのでは?」

「株もパチスロも、お金が増えたり減ったりするなら同じギャンブルじゃないの?」

そう思う人もいるかもしれません。

私自身、昔は投資よりもパチスロの方がずっと身近な存在でした。

私は4号機世代です。

しかも、単に休日に遊びで打っていた程度ではありません。

当時はパチンコ店で正社員として働きながら、仕事以外の時間もかなりの割合をパチスロに使っていました。

昼勤が終われば、そのまま他店へ向かう。

休日は開店前から並ぶ。

閉店前になると、翌日の狙い台を探すために近隣店舗を回ってデータを取る。

夜勤でホールへ行けない日は、スロット雑誌を読み込み、設定判別に必要な数字をノートへ書き出して覚える。

今振り返ると、趣味というより、かなり本気で取り組んでいたと思います。

その結果、パチスロの収支が会社員としての給料を上回ることも珍しくありませんでした。

ただし、私は「パチスロは簡単に勝てる」と言いたいわけではありません。

当時の環境だから通用した部分もかなりありますし、勝つために使っていた時間も相当なものでした。

そして40代になった今、私はパチスロを資産形成の中心にはしていません。

現在は新NISAで投資信託を積み立て、余裕資金の一部で個別株も保有しています。

パチスロと投資。

両方を経験したからこそ、似ていると思うところがあります。

短期間の勝ち負けで判断しない。

数字を見る。

期待値を考える。

感情でルールを変えない。

一方で、資産形成という視点では決定的な違いも感じています。

それは、

パチスロは基本的に「自分の時間と体力を使って稼ぐもの」なのに対し、投資は「自分が働いていない時間にも、お金に働いてもらう仕組みを作れる」ということです。

投資を始めてから、この違いをかなり実感するようになりました。

この記事では、4号機時代に本気でパチスロを打っていた私が、

  • パチスロと株・投資信託は本当に同じギャンブルなのか
  • 当時どのように情報を集めて勝つ確率を高めていたのか
  • なぜ1日の大負けを気にしなかったのか
  • パチスロの経験が投資にどう生きているのか
  • それでも今はパチスロではなく投資で資産を作ろうと思う理由

を、できるだけ実体験そのままで書いていきます。

パチンコやパチスロが好きだけれど将来のお金も気になっている方や、「投資も結局ギャンブルなのでは?」と思っている方に、一つの考え方として読んでもらえればと思います。

  1. 結論|パチスロと投資には共通点がある。でも資産を作る仕組みは違う
  2. 4号機時代、私はパチンコ店で働きながら本気でパチスロを打っていた
    1. 昼勤が終わると、そのまま他店へ高設定の空き台を探しに行った
  3. 閉店30分前から近隣3店舗を回ってデータを取っていた
  4. 収支表は毎日つけ、設定状況や変更傾向までメモしていた
  5. 特定日だけではなく「普段から設定を使う店」を探していた
  6. 朝一はガックンチェックなどを使い、設定変更を推測していた
  7. 高設定だと判断できれば、閉店近くまで打ち切った
  8. 当時はハイエナをしなくても、高設定狙いだけで十分戦えた
  9. 夜勤の日はスロット雑誌を読み、判別に必要な数字を覚えていた
  10. 毎日通っていると、プロとも顔見知りになった
  11. SNSがなかったからこそ「情報を持っていること」が大きな武器だった
  12. だから1日大負けしても、ほとんど気にならなかった
  13. 「1日ではなく長期で見る」という考え方は投資にも生きている
  14. パチスロと投資の共通点① 情報を集めても、最後は自分で判断する
  15. パチスロと投資の共通点② 一番難しいのは感情を抑えること
  16. パチスロと投資の共通点③ 結果より「再現できる行動」を見る
  17. パチスロと投資の決定的な違い① パチスロは「自分が働く」
  18. 若い頃は、それでも苦にならなかった
  19. 年間約500万円勝っても、私の手元にはほとんど残らなかった
  20. 「稼ぐ・残す・増やす」は全部違う
  21. パチスロと投資の決定的な違い② 投資は「お金にも働いてもらう」
  22. 積み立てた100万円は、その後の土台として残る
  23. 40代になって「今月の利益」より「20年後の資産」を見るようになった
  24. パチスロ・投資信託・個別株を比較すると違いが見えやすい
  25. 個別株は、投資信託よりパチスロに似ている部分もある
  26. ただし「パチスロの期待値」と「投資の期待リターン」は同じではない
  27. 昔の「月単位でプラス」という確信と、長期投資は分けて考える
  28. 資産形成が目的なら、私は投資信託を中心にしている
  29. 「昔もっと早く投資していれば」と思う。でも後悔だけでは終わらせない
  30. 人は平等に歳を取る。だから資産の作り方も変えていい
  31. パチスロをやめる必要はない。でも「趣味」と「資産形成」は分ける
  32. 私がパチスロ経験から投資に持ち込んだ4つのルール
  33. まとめ|年間500万円勝っても資産は残らなかった。だから私は投資を選んだ
  34. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. パチスロと投資は似ていますか?
    2. Q2. パチスロをやめて投資した方がいいですか?
    3. Q3. パチスロで勝っていた経験は投資に役立ちますか?
    4. Q4. 投資信託なら必ず資産は増えますか?
    5. Q5. 投資初心者は何から始めればいいですか?
    6. Q6. なぜ今はパチスロではなく投資を続けているのですか?
  35. 関連記事

結論|パチスロと投資には共通点がある。でも資産を作る仕組みは違う

先に私の結論を書いておきます。

私は、パチスロと投資がまったく別世界のものだとは思っていません。

実際、両方を経験してみると、考え方には驚くほど似ている部分があります。

例えば、

  • 1回の結果だけで判断しない
  • 感情より数字を優先する
  • 自分なりのルールを決める
  • 大きなリターンを狙うほどリスクも大きくなる
  • 勝ったから正しい、負けたから間違いとは限らない

といった部分です。

私が4号機時代にやっていたことを振り返ると、今の投資に通じる考え方は結構あります。

ただし、お金が増減する仕組みは同じではありません。

パチスロで収支を上げ続けようと思えば、自分がホールへ行き、台を探し、判断し、実際に打つ必要があります。

一方で投資信託は、購入した資産を保有している間、自分が仕事をしていても寝ていても市場の中で運用は続きます。

もちろん、投資だから必ず増えるわけではありません。

元本割れもありますし、何年も評価額が低迷する可能性もあります。

それでも、

「自分自身が動き続けなければ収入が止まるのか」

それとも、

「自分の労働とは別に資産を持ち続けられるのか」

という違いは、年齢を重ねるほど大きく感じるようになりました。

私は今、パチスロを趣味として楽しむことはあっても、将来の資産は投資を中心に作る方を選んでいます。

その理由を理解してもらうには、まず私が昔どのようにパチスロを打っていたかを知ってもらった方が早いと思います。

4号機時代、私はパチンコ店で働きながら本気でパチスロを打っていた

私は当時、パチンコ店で正社員として働いていました。

少し変わった環境だったと思います。

昼間はパチンコ店で働き、仕事が終われば今度は客として別のパチンコ店へ行く。

休日になれば、朝から別の店へ並ぶ。

文字にすると、

「どれだけパチスロ好きやねん」

という生活です。

実際、それくらい打っていました。

ただ、闇雲に好きな台へ座っていたわけではありません。

私にとって当時のパチスロは、

「情報を集めて、条件の良い台を探し、数字を積み重ねるもの」

という感覚が強かったです。

昼勤が終わると、そのまま他店へ高設定の空き台を探しに行った

昼勤の日は、仕事が終わると自宅へ帰る前に他店へ向かうことがよくありました。

目的は、高設定と思われる台の空き台探しです。

当時は今ほどスマートフォンでデータを簡単に確認できる環境ではありません。

実際に店へ行って、自分の目で状況を見る必要がありました。

すでにある程度回されている台なら、

「この数字なら設定がありそうだな」

「この店なら今日はこの辺に入っていそうだな」

と、自分で判別していきます。

毎日のようにホールへ行っていると、同じように勝つことを目的に打っている人たちとも顔見知りになります。

顔なじみの人から、

「この台多分あるよ」

と空き台を教えてもらうこともありました。

逆に、自分が分かっている情報を伝えることもあります。

一人ですべてを判断するのではなく、

「今日はあの店が強そう」

「この機種のこの辺が怪しい」

「あの台は変更っぽかった」

といった情報を交換していました。

ネット上ではなく、実際に現場で会って情報を共有していたわけです。

今ならSNSを開けば、大量の情報が流れてきます。

でも当時は違いました。

知っている人と知らない人の情報格差が、そのまま収支の差につながりやすかった。

個人的には、ここが今とのかなり大きな違いだったと思います。

閉店30分前から近隣3店舗を回ってデータを取っていた

勝つために特に力を入れていたのが、店舗データの収集です。

私は閉店の30分ほど前になると、近隣の店舗を3店舗ほど回っていました。

翌日、何となく店へ行って台を選ぶのではありません。

前日の状況を見て、

  • どの台に設定が入っていそうだったか
  • どの機種を店が大切に扱っていそうか
  • 設定変更の傾向がどうなっているか
  • 据え置きがありそうか
  • 翌日に狙えそうな台はどれか

を考えるためです。

今のようにスマホを見れば過去データが全部出てくる時代ではなかったので、自分で足を使って確認していました。

正直な話、かなり面倒です。

仕事が終わって疲れていても店舗を回る。

その日の勝ち負けに関係なく、次の日のためにデータを取る。

でも、当時はそれを苦痛とはあまり思っていませんでした。

それだけ勝てる手応えがあったからだと思います。

収支表は毎日つけ、設定状況や変更傾向までメモしていた

打った日は、収支表も毎日つけていました。

単純に、

「今日は3万円勝った」

「今日は5万円負けた」

と金額だけを書くものではありません。

その日の設定状況や、設定変更の傾向もメモしていました。

店によって癖があります。

もちろん毎回同じとは限りません。

それでも長く記録を取っていると、

「この店はこういう入れ方をすることが多い」

「この条件では変更されている可能性が高そう」

と、自分なりの仮説を作れるようになります。

そして翌日、実際の結果を確認する。

予想が合っていれば、その考え方を残す。

外れていれば、なぜ外れたのか考える。

今考えると、かなり地味な作業です。

でも、こうした地味な作業の積み重ねが一番重要でした。

これは投資を始めてからも似ていると感じています。

投資も、

「この株は絶対上がる」

と感覚だけで決めるより、

なぜ買うのか。

どんなリスクがあるのか。

自分が想定していた状況と実際の結果はどう違ったのか。

こうしたことを振り返る方が、自分の経験として残ります。

特定日だけではなく「普段から設定を使う店」を探していた

当時も、いわゆる特定日やイベント日はありました。

当然、そうした日は多くの人が意識します。

ただ、私が狙っていたのはイベント日だけではありません。

特定日ではなくても高設定を使う店を把握して、その店の傾向から狙い台を絞ることを重視していました。

なぜなら、誰もが分かる日に行けば、それだけ競争も激しくなるからです。

良い台があっても座れなければ意味がありません。

だったら、

「普段の営業でも設定を使っている店はどこか」

「どの機種へ入れることが多いか」

「前日の状態から変更されそうな台はどこか」

を知っておいた方が有利になります。

これは、毎日データを取っていたからこそ分かる部分でした。

情報が少ない時代だったからこそ、自分で集めた情報そのものに価値があったのだと思います。

朝一はガックンチェックなどを使い、設定変更を推測していた

休日は開店前から並びました。

前日までに狙い台を決め、朝からその台を取りに行きます。

そして当時は、機種によっては朝一の挙動を見ることで設定変更を推測する材料にできる場合がありました。

いわゆるガックンチェックです。

もちろん、それだけで設定変更や高設定が確定するわけではありません。

店側の対策や機種の仕様もありますし、一つの挙動だけを見て判断するのは危険です。

私も、

「ガックンしたから高設定」

と単純に考えていたわけではありません。

前日のデータ。

その店の過去の設定変更傾向。

機種ごとの設定判別要素。

当日の挙動。

そうした材料を重ねて、

「この台なら追える」

と判断すれば打ち続ける。

逆に、根拠が崩れたら見切る。

そういう考え方でした。

高設定だと判断できれば、閉店近くまで打ち切った

当時は、設定による機械割の差が大きい機種もありました。

自分の中で高設定だと判断できる根拠が十分にあり、状況も良ければ、閉店近くまで打ち続けることも普通でした。

高設定を確保できたと考えているのに、

「少し勝ったから帰ろう」

とはあまり考えません。

一日の収支ではなく、条件の良い時間をできるだけ長く打つことを優先していたからです。

もちろん、設定は目で直接確認できるものではありません。

最終的には推測です。

だからこそ、

  • 店舗傾向
  • 朝一の挙動
  • 小役などの設定差
  • ボーナスなどの数値
  • 周囲の状況

を見ながら判断しました。

結果的にその日負けることもあります。

それでも、

自分が打つべき条件を満たしているなら、短期の結果だけで判断しない。

この感覚は、今の長期投資にもかなり通じています。

当時はハイエナをしなくても、高設定狙いだけで十分戦えた

現在のパチスロでは、期待値狙いというと、ゲーム数や特定条件を狙ういわゆるハイエナをイメージする人も多いと思います。

ただ、私が本気で打っていた当時は、そこまでハイエナを中心にしなくても、高設定狙いで十分な機会がありました。

それだけ高設定で機械割の高い台を打てる環境があった、というのが私の感覚です。

だから私の立ち回りは、

「空いている期待値のある台を片っ端から探す」

というより、

「設定を使う店を探し、その店の設定の入れ方を読み、高設定を取りに行く」

という形が中心でした。

ここは、今のパチスロしか知らない人には少しイメージしづらいかもしれません。

ただ、当時を経験した人なら、

「そういう時代だった」

と分かる部分もあると思います。

夜勤の日はスロット雑誌を読み、判別に必要な数字を覚えていた

パチンコ店勤務だったので、当然夜勤もありました。

夜勤が終わる頃にはホールは閉まっています。

打ちに行くことはできません。

では何をしていたか。

スロット雑誌を読んでいました。

今なら機種名を検索すれば、

  • 設定差
  • 小役確率
  • ボーナス確率
  • 設定判別要素

などがすぐ出てきます。

当時は、そうではありませんでした。

雑誌を買い、

「この数字は設定差が大きい」

「ここを数えれば判別に使えそう」

という部分を自分で探します。

そして必要な数値をメモして、覚えていました。

実際にホールへ行ったとき、

「あれ、設定6の数値いくつだったかな」

と毎回調べていたら判断が遅れます。

その場で数字を見て、

「今の数値ならまだ追える」

「これは厳しそう」

と判断するために、頭へ入れていました。

今思えば、仕事の勉強より真剣に覚えていたかもしれません。

それくらい、情報そのものに価値がありました。

毎日通っていると、プロとも顔見知りになった

同じ店や周辺店舗へ毎日のように行っていると、当然いつも同じ人を見かけます。

その中には、パチスロの収支を主な収入源にしているような、いわゆるプロの人たちもいました。

最初はただ顔を見る程度です。

それが少しずつ話すようになり、仲良くなっていきました。

そして、

「あっちの店は今日出ている」

「この店は昨日この機種に入っていた」

「この台はさっきまで数値が良かった」

といった情報を交換するようになりました。

これはかなり大きかったです。

自分一人で見られる店舗数や台数には限界があります。

でも何人かで情報を持ち寄れば、見える範囲が広がります。

ただし、私は何でも人の情報を信用していたわけではありません。

情報をもらっても、最後は自分でデータを確認して判別します。

ここも今の投資と似ています。

SNSで、

「この株がおすすめ」

と言われたとしても、最後にお金を出すのは自分です。

他人の情報は、あくまで判断材料。

最終的には、自分なりの根拠を持つ。

これはパチスロ時代から変わっていません。

SNSがなかったからこそ「情報を持っていること」が大きな武器だった

今は便利です。

新台が出れば、その日のうちに情報が広がることもあります。

SNSではホールの状況まで共有されます。

良さそうな台があれば、多くの人がすぐ気づきます。

これは打つ側にとって便利な一方で、

情報を知っているだけでは差がつきにくい

ということでもあります。

私が本気で打っていた頃は違いました。

情報そのものを集めるのに手間がかかりました。

店へ行く。

データを見る。

雑誌を買う。

数字を書き写す。

人と話す。

自分で検証する。

その手間をかけた人ほど情報を持っていました。

だから個人的には、

情報さえしっかり持っていれば、現在より収支を作りやすい環境だった

と感じています。

もちろん、当時でも誰でも簡単に勝てたという意味ではありません。

情報を持っていても、狙い台が取れなければ打てません。

設定を読み違えることもあります。

一日単位では普通に大きく負けます。

それでも、自分で集めた情報と経験を積み上げることで、長い目では収支を安定させられるという感覚がありました。

だから1日大負けしても、ほとんど気にならなかった

パチスロをほとんど打ったことがない人からすると、

「数万円負けたら怖くないの?」

と思うかもしれません。

もちろん、お金が減って嬉しいわけではありません。

ただ、当時の私は1日の収支をそれほど重視していませんでした。

高設定だと判断する根拠があり、その判断に沿って打った結果なら、一日負けても、

「今日は結果が悪かった」

くらいに考えていました。

私が見ていたのは、1日ではなく1か月単位です。

自分の立ち回りを続けていれば、月単位ではプラスへ持っていけるという強い感覚がありました。

だから、

昨日負けた。

↓

今日取り返さなければ。

とは考えません。

昨日の負けと今日の判断は別です。

今日、条件の良い台がなければ打たない。

良い台があれば打つ。

その繰り返しでした。

ここは、投資信託を始めてから、

「昔の自分の考え方と似ているな」

と感じた部分です。

「1日ではなく長期で見る」という考え方は投資にも生きている

現在、私は新NISAで投資信託を積み立てています。

当然、毎日価格は動きます。

1日で評価額が何万円も減ることもあります。

相場が大きく下がれば、もっと減ることもあります。

それでも以前より、短期間のマイナスに対する抵抗感は小さいです。

なぜなら、

一日の結果だけを見ても、その判断が正しかったかどうかは分からない

という感覚を、パチスロ時代に何度も経験しているからです。

良い条件で打っても負ける日はありました。

逆に、良くない条件でたまたま勝つ日もあります。

だから、

「勝った=正しい」

「負けた=間違い」

ではありません。

投資でも同じだと思っています。

買った翌日に上がったから、良い投資だったとは限りません。

買った翌日に下がったから、失敗とも限りません。

私はS&P500を中心に積み立てていますが、数日後、数か月後の値段を当てるために買っているわけではありません。

長期間保有することを前提に、自分が納得できる金額で積み立てています。

ただし、ここには重要な違いがあります。

パチスロで私が持っていた、

「この立ち回りなら1か月でプラスになる」

という当時の自分なりの確信と、

投資で、

「長期投資なら絶対に増える」

という話は同じではありません。

株式市場の将来は誰にも分かりません。

S&P500も将来の利益を保証していません。

だから現在は、

長期なら必ず勝てる

ではなく、

短期の上下だけで判断せず、リスクを理解したうえで長期・積立を続ける

という考え方にしています。

この違いは、かなり大切だと思っています。

パチスロと投資の共通点① 情報を集めても、最後は自分で判断する

昔の私は、スロット雑誌を読み、店のデータを取り、プロの人たちと情報交換をしていました。

現在は、企業のIR、投資信託の目論見書、証券会社の情報、金融庁の資料などを見るようになりました。

使っている情報源は全然違います。

でも、基本的な考え方は似ています。

情報は多ければいいわけではありません。

大切なのは、

その情報をどう判断に使うか

だと思います。

パチスロなら、

「設定6かもしれない」

という噂だけで閉店まで打つのは怖い。

自分でも数値を確認します。

投資でも、

「SNSでおすすめされている」

という理由だけで株を買うのは怖い。

自分でも企業の状態を確認する。

私は個別株で、「おすすめされているから」という理由を強くして買い、あとから値下がりして不安になった経験もあります。

そのとき改めて、

「自分で根拠を持つことって大事やな」

と感じました。

昔できていたことでも、お金の形が変われば意外と忘れてしまいます。

パチスロと投資の共通点② 一番難しいのは感情を抑えること

知識を得ることより難しいのが、感情をコントロールすることです。

パチスロなら、

朝から並んだのに狙い台が取れなかった。

せっかく来たから何か打ちたい。

昨日負けたから今日は取り戻したい。

隣の台が出ている。

こういう状況になると、最初に決めたルールを曲げたくなります。

でも、勝つために一番重要なのは、

打たない方がいいときに打たないこと

でした。

投資でも似ています。

株価が急騰すると、

「今買わなければ乗り遅れる」

と思う。

暴落すると、

「もっと下がるかもしれないから全部売りたい」

と思う。

利益が出ると、

「もっとリスクを取ればもっと増えるのでは」

と思う。

損をすると、

「早く取り返したい」

と思う。

冷静なときには、

「そんなことしない」

と思っています。

でも、実際に自分のお金が動くと、感情が出てきます。

だから私は、投資でもあらかじめルールを決めることを大切にしています。

生活費は使わない。

借金して投資しない。

信用取引はしない。

余裕資金でやる。

投資信託を資産形成の中心にする。

家計の状況によって積立額は増減していい。

こうしたルールを先に決めておけば、相場が動いたときにも少し冷静でいられます。

パチスロと投資の共通点③ 結果より「再現できる行動」を見る

これはパチスロを打っていた頃から、かなり大切にしていた考えです。

例えば、適当に座った台で10万円勝ったとします。

結果だけ見れば大勝ちです。

でも、

「次も同じことをすれば勝てるのか?」

と聞かれれば別です。

たまたま勝っただけかもしれません。

逆に、自分なりに根拠のある高設定狙いをして5万円負けたとしても、その一回だけで立ち回り自体を否定する必要はありません。

重要なのは、

同じ判断を何度も繰り返したときにどうなるか

です。

投資にも似た部分があります。

たまたま急騰株を買って2倍になった。

それだけで、自分に投資の才能があるとは限りません。

一度の結果より、

  • なぜ買ったのか
  • どの程度のリスクを取ったのか
  • 同じ判断を今後も続けられるのか
  • 生活を壊さない範囲だったか

の方が大切だと思います。

私は今、

「最大でいくら増えるか」

よりも、

「この方法なら何年も続けられるか」

を見るようになりました。

そして、ここから先が、パチスロと投資の決定的な違いです。

若い頃の私は、時間と体力を使えば収支を作れることに大きな魅力を感じていました。

でも年齢を重ねるにつれて、

「この方法を50代、60代になっても続けるのか?」

と考えるようになりました。

パチスロと投資の決定的な違い① パチスロは「自分が働く」

パチスロで収入を得ても使い切れば資産が残らず、貯金や投資へ回すことで資産形成につながる違いを示した図解

ここまで読むと、

「そこまで勝てていたなら、パチスロを続けた方がよかったのでは?」

と思う人もいるかもしれません。

実際、当時の私もそう考えていた部分があります。

会社員としての年収は約300万円。

それに対して、本気でパチスロを打っていた頃は、年間収支が約500万円になる年もありました。

もちろん毎年まったく同じではありませんし、当時の記録をすべて残しているわけではないので、おおよその数字です。

それでも、会社からもらう給料よりパチスロで得る金額の方が大きい時期があったのは事実です。

本気で収支を追っていたのは3〜4年ほど。

休日は開店前から並び、昼勤が終われば別のホールへ行く。閉店前には近隣3店舗を回ってデータを取り、夜勤の日は雑誌を読み込む。

今考えると、かなりの時間を使っていました。

だから「楽に500万円稼いでいた」と言うと、少し違います。

確かに会社の仕事とは違います。

上司もいませんし、決められた勤務時間もありません。

でも収支を安定させようと思えば、

自分自身が動き続けなければならなかった

んです。

朝から並ばなければ狙い台を取れない。

店へ行かなければ高設定の空き台も見つからない。

閉店前にデータを取らなければ翌日の材料が減る。

情報収集を止めれば、自分の優位性も小さくなる。

そして何より、台を確保できたら自分が何時間も座って打たなければなりません。

パチスロで得ていたお金は、投資収益というより、

自分の時間・体力・知識・行動力をお金に換えていた

という方が、今の感覚には近いです。

若い頃は、それでも苦にならなかった

当時は若かったです。

多少睡眠時間が短くても動けました。

休日に朝から並ぶことも、それほど苦ではありませんでした。

高設定と思える台を取れれば、閉店近くまで打つ。

むしろ、

「これだけ条件のいい台を途中でやめる方がもったいない」

と思っていました。

体が痛いとか、睡眠時間を確保したいとか、今ほど真剣に考えていなかったと思います。

でも年齢を重ねると、そうはいきません。

今は朝から並ぶだけでも結構しんどい。

長時間同じ姿勢で座っていると体も痛くなります。

睡眠時間を削ってまで情報収集しようとも思わなくなりました。

若い頃なら、

「今日くらい寝なくても大丈夫」

で済ませていたものが、今は次の日まで響きます。

ここで私は、かなり当たり前のことに気付きました。

人はみんな平等に歳を取る。

20代でできた稼ぎ方を、40代、50代、60代でも同じように続けられるとは限りません。

これはパチスロだけの話ではないと思います。

残業。

肉体労働。

副業。

アルバイト。

自分の時間と体力を使うことで収入を増やす方法には、どうしても自分自身の限界があります。

だからこそ、年齢に合わせて、

「どう稼ぐか」だけでなく「どう資産を作るか」も変えていく必要がある

と考えるようになりました。

年間約500万円勝っても、私の手元にはほとんど残らなかった

この記事で一番伝えたいのは、もしかするとここかもしれません。

当時の会社員としての年収は約300万円。

パチスロの年間収支は、多い年で約500万円。

単純に考えると、

「かなり資産ができたのでは?」

と思われるかもしれません。

でも実際は、まともな財産としてほとんど残っていません。

「なんでそんなに勝っていたのに?」

そう思う人も多いと思います。

実は、お金が残らなかった理由はシンプルでした。

パチスロで収入を得ても使い切れば資産が残らず、貯金や投資へ回すことで資産形成につながる違いを示した図解

若かったこともあります。

そして当時の私には、パチスロで勝ったお金に対して、どこか「あぶく銭」のような感覚がありました。

今日使っても、また勝てばいい。

なくなっても、また稼げばいい。

そんな気持ちがあったんだと思います。

だから散財しました。

今なら、

「なんでもっと残しておかなかったんやろ」

と思います。

もし当時のお金の一部でも貯金や長期投資に回していれば、今の資産はかなり違っていたかもしれません。

でも、過去には戻れません。

その経験から分かったことがあります。

お金を稼げることと、資産を作れることは別です。

年収が高くても、全部使えば資産は増えません。

逆に、収入がそれほど高くなくても、毎月一定額を残し、長期間積み上げれば資産になる可能性があります。

昔の私は「今月いくら勝ったか」をかなり意識していました。

今は、

「10年後、20年後にいくら残っているか」

を見るようになりました。

ここは、お金に対する考え方が大きく変わった部分です。

「稼ぐ・残す・増やす」は全部違う

昔の私は「稼ぐ」がかなり得意だった時期があります。

パチスロの情報を集める。

数字を覚える。

店舗を分析する。

朝から並ぶ。

高設定を確保する。

閉店まで打つ。

努力した分が収支につながる実感がありました。

でも、

「残す」は苦手でした。

そして「増やす」という考え方も、今ほど持っていませんでした。

今なら、お金には大きく3つの段階があると考えています。

段階私の考え
稼ぐ給料・副収入などでお金を得る
残す使い切らず貯金や資産として残す
増やす余裕資金を投資などで運用する

どれか一つだけでは、資産形成は難しいと思います。

昔の私は「稼ぐ」に偏っていました。

今は、

稼ぐ → 残す → 余裕資金を運用する

という流れを意識しています。

これが、パチスロで年間数百万円の収支があっても資産をほとんど残せなかった自分なりの反省です。

パチスロと投資の決定的な違い② 投資は「お金にも働いてもらう」

投資を始めてから、一番実感している違いがあります。

パチスロで収支を上げるには、自分が動かなければなりません。

投資では、自分が働いていない時間にも保有資産の運用は続きます。

例えば投資信託なら、一度積立設定をしておけば、

仕事中でも、

寝ていても、

食事をしていても、

旅行していても、

市場が動いている間、保有資産の価格は変動します。

もちろん、ここで誤解してほしくないことがあります。

「お金が働く=勝手に毎日増える」ではありません。

むしろ普通に減ります。

暴落もあります。

数年間、思うように増えない可能性もあります。

元本保証もありません。

それでも、自分自身がホールへ行って10時間台に座らなくても、すでに保有している資産は残ります。

これは私にとってかなり大きな違いでした。

金融庁も、安定的な資産形成において「長期・積立・分散」の重要性を挙げています。相場が大きく動く局面でも、その意義を理解して冷静に判断することが重要だとしています。

積み立てた100万円は、その後の土台として残る

例えば、パチスロで月10万円勝ったとします。

翌月も10万円を得たいなら、基本的にはまたホールへ行って打つ必要があります。

翌月、何もしなければパチスロから新しい利益は生まれません。

一方で、投資した100万円は、売却しない限り投資資産として残ります。

翌年も、その次の年も、その100万円を含む資産が運用の土台になります。

もちろん、

100万円 → 80万円

になる可能性もあります。

逆に、

100万円 → 120万円

になる可能性もあります。

将来の結果は分かりません。

それでも、

一度作った資産が次の年にも残る

という仕組みは、私がパチスロで収支を追っていた頃にはあまり意識していなかった考え方です。

さらに、投資信託の分配金や企業の利益がファンド内で再投資されたり、受け取った配当を自分で再投資したりすれば、その後の運用元本を増やせる場合があります。

長期投資では、この「時間」を使える点が大きいと思っています。

40代になって「今月の利益」より「20年後の資産」を見るようになった

若い頃の私が考えていたのは、

「今日いくら勝てるか」

「今月いくら残せるか」

でした。

今はかなり違います。

「10年後はどうなっているか」

「20年後にいくら資産が残っているか」

「働けなくなったときに使えるお金があるか」

を考えるようになりました。

正直、20代の頃に同じ話を聞いても、それほど響かなかったかもしれません。

若いときは、

「また稼げばいい」

と思えるからです。

でも年齢を重ねると、

自分の体力だけを収入源にすることへの不安

も出てきます。

だから今は、自分が働くことに加えて、

これまで働いて得たお金にも、少しずつ働いてもらう。

そんな感覚で投資をしています。

パチスロ・投資信託・個別株を比較すると違いが見えやすい

私は現在、資産形成の中心を投資信託にしています。

一方で、余裕資金の範囲で個別株も保有しています。

3つを自分の経験から整理すると、こんなイメージです。

比較項目パチスロ投資信託個別株
私の主な目的趣味・娯楽長期の資産形成配当・優待・経験
自分の時間多く必要積立設定後は比較的少ない企業分析などが必要
収益の源遊技結果投資先企業・資産の成長など株価上昇・配当など
分散資産分散とは別物1本で多数の資産へ投資できる商品もある少数銘柄だと集中しやすい
元本保証なしなしなし
年齢による体力負担大きい比較的小さい比較的小さい
自分が休んでいる間新たな遊技収支は生まれない保有資産の運用は続く保有中も価格変動などがある
主なリスク金銭・時間・依存など市場価格の下落株価下落・企業固有リスク
私の位置づけ趣味資産形成の土台資産形成の一部

この表だけを見ると、

「じゃあ投資信託が絶対に正解」

と思うかもしれません。

私はそうは考えていません。

何にお金を使うかは、人それぞれです。

パチスロを趣味として楽しむこと自体を否定するつもりもありません。

今でも私自身、趣味の範囲で打つことがあります。

違うのは、

パチスロに「老後の資産形成」という役割まで持たせなくなったこと

です。

個別株は、投資信託よりパチスロに似ている部分もある

投資の中では、私は個別株の方がパチスロ時代の感覚に近い部分があると思っています。

企業を調べる。

決算を見る。

財務を見る。

配当を確認する。

株価が割高なのか割安なのか考える。

そして自分なりの理由を持って買う。

この「自分で情報を集めて判断する」作業は、昔店舗データを取っていた感覚に少し似ています。

パチスロ時代も、

「この店が出るらしい」

という話だけでは打ちませんでした。

自分で数値を見る。

過去データを見る。

変更傾向を見る。

実際の挙動を見る。

最後は自分で判断する。

個別株でも同じです。

SNSで、

「この株は高配当だから買い」

と言われても、それだけでは買わないようにしています。

私自身、過去におすすめ情報を理由の一つにして株を買い、下がったときに不安になった経験があります。

なぜ不安になるか。

自分の中に根拠がないからです。

昔パチスロで身につけたはずの、

「他人の情報は材料。最後は自分で判断する」

という考え方を、投資で改めて思い出しました。

ただし「パチスロの期待値」と「投資の期待リターン」は同じではない

ここは、かなり重要です。

私はパチスロで、

「期待値を積み重ねる」

という考え方を強く持っていました。

高設定と判断できる根拠があるなら、一日負けても気にしない。

何度も同じ条件を積み重ねた結果を見る。

だから投資を始めた当初も、

「長期で考える」

ことには比較的抵抗がありませんでした。

しかし、

パチスロの期待値と投資の期待リターンを完全に同じものとして考えるのは違う

と思っています。

パチスロは、機種仕様や設定など一定の前提から確率を考えられる部分があります。

一方、株式市場には、

企業業績、

景気、

金利、

為替、

政治、

災害、

市場参加者の心理など、

さまざまな要因が影響します。

過去にS&P500が長期で上昇してきたからといって、今後も同じリターンになる保証はありません。

だから私は、

「S&P500なら絶対に増える」

とは考えないようにしています。

私が現在重視しているのは、

絶対に勝つ商品を探すことではなく、失敗しても生活を壊さず長く続けられる仕組みを作ること

です。

昔の「月単位でプラス」という確信と、長期投資は分けて考える

ここも、自分の体験を書く以上ははっきりさせておきたい部分です。

パチスロを本気で打っていた当時、私は自分の立ち回りなら月単位ではプラスにできるというかなり強い確信を持っていました。

だから一日5万円負けても、それほど気になりませんでした。

でも、

「投資も20年やれば必ず勝てる」

という話にはなりません。

投資には将来予測できないリスクがあります。

金融庁も長期・積立・分散を安定的な資産形成の基本として重視していますが、それは利益を保証する制度ではありません。

この違いを理解した上で、

私は短期の相場を予想するより、

無理のない金額を積み立てる。

生活費を投資しない。

余裕資金を使う。

一つの銘柄へ集中しすぎない。

という方法を選んでいます。

資産形成が目的なら、私は投資信託を中心にしている

今の私にとって、資産形成の土台は投資信託です。

S&P500を中心に積み立てています。

個別株も持っていますが、役割は少し違います。

個別株では、

配当金。

株主優待。

企業を調べる経験。

そうしたものも楽しんでいます。

でも資産形成の中心まで個別株にするつもりは今のところありません。

理由はシンプルです。

自分で何十社、何百社も調べ続けるより、幅広い企業へまとめて投資できる低コストのインデックス投資信託を使う方が、今の自分には続けやすいからです。

NISAでは、通常なら株式や投資信託などから得られる売却益や配当・分配金にかかる約20%の税金が、制度の条件を満たす範囲で非課税になります。金融庁もNISAを「少額投資非課税制度」と説明しています。

ただし、NISAは「利益を保証する制度」ではなく、税制上の制度です。

NISA口座で買ったから安全になるわけでも、必ず増えるわけでもありません。

ここは初心者の頃の自分にも伝えたいところです。

「昔もっと早く投資していれば」と思う。でも後悔だけでは終わらせない

年間約500万円のスロット収支があった時期。

あの頃のお金を一部でも残していたら。

20代から投資していたら。

そう考えることはあります。

例えば当時のお金をすべて投資していれば……と計算しても意味はありません。

実際の自分は使ったからです。

それも含めて自分の人生です。

そして、当時は今ほど投資の知識もありませんでした。

だから、

「昔の自分はバカだった」

だけで終わらせるつもりもありません。

パチスロで経験したことが、今の投資に生きている部分もあります。

データを見ること。

自分で調べること。

期待値を意識すること。

短期結果だけで判断しないこと。

他人の情報を鵜呑みにしないこと。

感情でルールを変えないこと。

こうした経験があったから、今の資産形成にもつながっていると思います。

大切なのは、

過去にいくら使ったかではなく、気付いた今からどうするか

だと思っています。

人は平等に歳を取る。だから資産の作り方も変えていい

若い頃の私は、

「自分が動けば稼げる」

ということに自信がありました。

実際、それで収支を作れていました。

でも人は必ず歳を取ります。

体力が落ちる。

睡眠が必要になる。

腰や肩も痛くなる。

家族との時間も必要になる。

仕事の立場も変わる。

同じ24時間でも、20代と40代では使い方が変わります。

だから、

稼ぎ方を変えることは、逃げでも負けでもない

と思っています。

若い頃は自分の体力を使って稼ぐ。

そこから少しずつ貯金を作る。

余裕が出てきたら投資する。

年齢を重ねたら、これまで作った資産にも働いてもらう。

そして老後が近づけば、増やすことだけでなく守ることも考える。

そんなふうに、その時の自分に合わせて変えていけばいいと思います。

20代・30代・40代以降の資産形成の違いを比較した図解。新NISAや長期投資を通じて、稼ぐ・作る・守る考え方の変化を解説

パチスロをやめる必要はない。でも「趣味」と「資産形成」は分ける

ここまで読むと、

「じゃあパチンコやパチスロはやめた方がいいの?」

と思うかもしれません。

私は、そうは思いません。

今でも趣味として打つことがあります。

楽しいものは楽しいです。

完全に否定するつもりもありません。

ただし、昔と今ではお金の扱いが違います。

今は、

生活のお金

将来のためのお金

趣味のお金

をできるだけ分けて考えています。

「今月パチスロで勝ったらNISAへ入れる」

という方法でも悪いわけではありません。

でも、勝ちを前提に資産形成するのは不安定です。

私なら、

先に無理のない積立額を確保する。

その後に残った余裕資金の中から趣味を楽しむ。

この順番にします。

昔のように、

「また勝てばいい」

とは考えないようになりました。

これが、年間500万円ほど勝っていた時期があっても資産を残せなかった私なりの答えです。

なお、パチンコ・パチスロに限らず、やめたいのにやめられない、生活費まで使う、家族へ隠してお金を使うなど生活への影響が出ている場合は、趣味のお金の問題とは別です。厚生労働省は、ギャンブル等依存症について保健所や精神保健福祉センターなどを相談先として案内しています。

私がパチスロ経験から投資に持ち込んだ4つのルール

パチスロで過ごした時間は、資産としてはほとんど残りませんでした。

でも、考え方として残ったものはあります。

  1. 数字を見る
    感覚だけで判断せず、できるだけデータや一次情報を見る。
  2. 短期の結果だけで判断しない
    一回勝った・負けたではなく、自分の判断そのものを見る。
  3. 他人の情報は参考までにする
    プロの情報でもSNSの情報でも、最後は自分で判断する。
  4. 続けられない方法を選ばない
    投資でも、生活を壊す金額を入れたら長く続けられません。

昔と使う場所は変わりました。

でも、この4つは今でもかなり意識しています。

まとめ|年間500万円勝っても資産は残らなかった。だから私は投資を選んだ

私は4号機時代、パチンコ店で正社員として働きながら、本気でパチスロを打っていました。

本気で収支を追っていた期間は3〜4年ほど。

昼勤の仕事が終われば他店へ行く。

休日は開店前から並ぶ。

閉店30分前には近隣3店舗を回ってデータを取る。

収支は紙の手帳に毎日記録する。

店舗の設定状況や設定変更の傾向もメモする。

夜勤の日はスロット雑誌を読み、設定判別に必要な数字を覚える。

プロの人たちとも顔見知りになり、店舗状況について情報交換する。

そこまでやっていました。

会社員としての年収は約300万円。

パチスロでは、多い年で年間約500万円の収支がありました。

それでも、資産はほとんど残っていません。

若かった。

勝ったお金をあぶく銭のように感じていた。

また勝てばいいと思っていた。

そして使った。

今となっては、それもかなり大きな勉強だったと思います。

私はそこで、

稼げることと、資産を作れることは別

だと知りました。

さらに40代になり、体力や時間に対する考え方も変わりました。

若い頃なら朝から並べた。

睡眠時間も削れた。

閉店まで打てた。

でも、それを何歳まで続けられるのか。

そう考えたとき、

「今月いくら勝つか」

だけを追いかけるのではなく、

「10年後、20年後に何を残せるか」

を考えるようになりました。

パチスロは、基本的には自分が動かなければ収益を生みません。

投資は、自分が働いていない時間にも、保有している資産の運用が続きます。

もちろん、投資にも損失があります。

S&P500も絶対ではありません。

新NISAを使っても元本保証にはなりません。

だから私は、投資を「絶対に勝てる方法」だとは考えていません。

それでも、

生活費を守る。

現金も持つ。

余裕資金で投資する。

低コストの投資信託を中心に長く積み立てる。

個別株は配当や優待を楽しむ範囲で保有する。

今の自分には、この方法が合っています。

そして一番大切だと思っているのは、

年齢に合わせて、お金の稼ぎ方・作り方・守り方を変えていい

ということです。

人は誰でも歳を取ります。

若い頃と同じように働けなくなる可能性もあります。

だったら、働ける今のうちから少しずつ、

自分だけでなく、お金にも働いてもらう仕組みを作る。

それが、4号機時代にパチスロで勝っていた私が、40代になった今、新NISAで資産形成を続けている理由です。

この経験があるからこそ、私は「短期間で大きく増やすこと」よりも、「時間を味方につけてコツコツ資産を育てること」の大切さを実感しています。パチスロで学んだ期待値の考え方は、今では長期投資を続ける支えの一つになっています。


よくある質問(FAQ)

Q1. パチスロと投資は似ていますか?

考え方が似ている部分はあります。

例えば、「短期の結果だけで判断しない」「期待値を積み重ねる」「感情に左右されない」といった点です。

私自身も、パチスロで長期的な収支を意識していた経験があったため、投資信託の長期積立にも抵抗なく取り組めました。

ただし、パチスロは自分が時間と労力を使って利益を目指すのに対し、投資はお金にも働いてもらう点が大きく異なります。


Q2. パチスロをやめて投資した方がいいですか?

趣味として、生活費や将来の資産形成に影響しない範囲で楽しんでいるなら、無理にやめる必要はないと思います。

私自身も今でも趣味として打つことがあります。

ただ、将来のことを考えると、生活費や貯金とは別に、新NISAなどで少しずつ資産形成を始めることをおすすめします。


Q3. パチスロで勝っていた経験は投資に役立ちますか?

役立つ部分もあります。

例えば、

  • 長期で考える習慣
  • 期待値を意識する考え方
  • 感情で判断しないこと
  • データをもとに判断すること

などは、投資にも通じる考え方だと思います。

ただし、投資は企業の業績や経済状況なども影響するため、同じ感覚で考えないことも大切です。


Q4. 投資信託なら必ず資産は増えますか?

いいえ、必ず増えるわけではありません。

投資信託は元本保証ではないため、短期的には評価額が下がることもあります。

私も含み損になった時期がありましたが、長期・積立・分散を意識して続けています。


Q5. 投資初心者は何から始めればいいですか?

私がおすすめする順番は次のとおりです。

  1. 生活防衛資金を確保する
  2. 新NISAの制度を理解する
  3. 少額から積立投資を始める
  4. 値動きに一喜一憂せず続ける

私自身も最初は現金ではなく、PayPayポイント運用から始めました。少額でも実際に経験すると、投資への不安は少しずつ減っていくと思います。


Q6. なぜ今はパチスロではなく投資を続けているのですか?

一番の理由は、「年齢とともに働き方を変えたい」と考えたからです。

20代の頃は体力もあり、仕事終わりや休日を使ってパチスロに取り組めました。

しかし40代になった今は、体力や時間には限りがあります。

だからこそ、自分だけが働くのではなく、お金にも働いてもらいながら資産を育てるという考え方に変わりました。

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました