「新NISAを始めるならオルカンがいいって聞く。」
「いや、S&P500の方が成長すると聞いた。」
「それなら両方買えばいいんじゃない?」
新NISAを始めようとしている人なら、一度はこんな疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。
実際、SNSやYouTubeを見ていると、
「オルカンとS&P500を半分ずつ買っています。」
「オルカンだけで十分。」
「S&P500だけでいい。」
など、本当にさまざまな意見があります。
どれを信じればいいのか分からなくなりますよね。
私自身も投資を始める前は、何か月も情報を集め続けていました。
YouTubeを見て、
ブログを読んで、
SNSをチェックして、
「結局どれが正解なんだろう。」
と悩んでいた時期があります。
でも実際に投資を始めて感じたのは、
「正解の商品を探すこと」よりも、「自分が納得して長く続けられる商品を選ぶこと」の方がずっと大切だということでした。
この記事では、
- オルカンとS&P500は両方買う意味があるのか
- NASDAQ100やFANG+とは何が違うのか
- 初心者ならどんな組み合わせがおすすめなのか
について、できるだけ分かりやすく解説していきます。
- 結論|両方買うのはアリ。でも「思ったほど分散」にはならない
- オルカンとは?
- オルカンのメリット
- S&P500とは?
- S&P500のメリット
- オルカンとS&P500を両方買う意味はある?重複投資を理解しよう
- なぜ分散になりにくいの?
- イメージすると分かりやすい
- 「両方買う意味がない」と言われる理由
- オーバーラップとは?
- 両方買うメリットは?
- デメリットも理解しておこう
- 私ならどう考える?
- NASDAQ100とは?S&P500との違いを初心者向けに解説
- NASDAQ100とは?
- S&P500との違い
- NASDAQ100のメリット
- デメリット
- FANG+とは?
- 主な構成企業
- なぜ人気なの?
- ただし、リスクもかなり大きい
- ハイリスク・ハイリターン
- 私ならどう考える?
- 4つの商品を比較するとこんなイメージ
- 新NISAでおすすめの組み合わせ5選
- オルカンとS&P500はどっちが人気?
- 初心者にはオルカンとS&P500どっちがおすすめ?
- 私がS&P500を選んでいる理由
- よくある質問(FAQ)
- Q. オルカンとS&P500は両方買うべきですか?
- まとめ
- 関連記事
結論|両方買うのはアリ。でも「思ったほど分散」にはならない
最初に結論からお伝えします。
オルカンとS&P500を両方買うこと自体は、決して間違いではありません。
実際にそのような運用をしている人もたくさんいます。
ただし、多くの人が勘違いしていることがあります。
それは、
「オルカンを買えばアメリカ以外に分散できる」と思っていることです。
もちろん世界中の企業へ投資できるのは事実です。
しかし現在のオルカンは、
約6割がアメリカ株で構成されています。
つまり、
オルカンを購入した時点で、
すでに資産の半分以上はアメリカへ投資していることになります。
そこへさらにS&P500を追加すると、
アメリカ株の割合はさらに高くなります。
そのため、
「全世界へきれいに分散している」
というより、
「アメリカを多めにした世界分散」
というイメージの方が近いかもしれません。
オルカンとは?
正式名称は、
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
です。
一般的には
オルカン
という愛称で呼ばれています。
名前の通り、
世界中の企業へまとめて投資できる投資信託です。
投資先は、
- アメリカ
- 日本
- イギリス
- フランス
- カナダ
- ドイツ
- 中国
- インド
- 台湾
など、
先進国だけでなく新興国まで含まれています。
つまり、
「世界経済全体の成長に期待する商品」
と言えます。
オルカンのメリット
世界中に分散投資できる
一番の魅力は、
やはり分散投資です。
もし将来、
アメリカ以外の国が大きく成長したとしても、
その恩恵を受けられる可能性があります。
「どの国が一番成長するか分からない。」
そんな人には非常に相性が良い商品です。
一つの商品で完結する
オルカンは、
これ一本買うだけで世界中へ投資できます。
自分で
- アメリカ
- 日本
- ヨーロッパ
- 新興国
と分けて買う必要がありません。
初心者ほど、
シンプルに運用できるメリットは大きいと思います。
国ごとの入れ替えを自動で行ってくれる
世界経済は常に変化しています。
昔は日本企業の存在感が大きかった時代もありました。
現在はアメリカ企業の割合が高くなっています。
将来はインドなど新興国の割合が増える可能性もあります。
オルカンは、
そうした世界経済の変化に合わせて、
構成比率を定期的に見直してくれます。
つまり、
自分で売買しなくても、
世界経済に合わせた投資を続けられるのです。
S&P500とは?
S&P500は、
アメリカを代表する約500社へ投資する指数です。
代表的な企業として、
- Microsoft
- NVIDIA
- Amazon
- Alphabet
- Meta
など、
世界を代表する企業が数多く含まれています。
ニュースでもよく名前を聞く企業ばかりですね。
私は現在、
このS&P500へ積立投資をしています。
理由はシンプルで、
「今後もアメリカ企業が世界経済を引っ張っていく可能性が高い」と考えているからです。
もちろん未来は誰にも分かりません。
それでも私は、
「もしアメリカ経済が長期間にわたって大きく衰退するような状況になれば、世界経済全体にも大きな影響が及ぶのではないか」
と考えています。
だから現在はS&P500を選んでいます。
ただ、これはあくまで私自身の考え方です。
世界全体へ分散したい人なら、
オルカンを選ぶのも十分合理的だと思います。
S&P500のメリット
S&P500の魅力は、
長年にわたってアメリカ経済の成長を取り込んできた実績があることです。
過去の実績が将来も続く保証はありませんが、
多くの投資家が長期投資先として選んでいる理由の一つでもあります。
また、
オルカンよりもアメリカ企業へ集中しているため、
アメリカが好調な局面では高いリターンが期待できる可能性があります。
一方で、
アメリカ経済の影響を強く受けるため、
下落局面ではオルカン以上に値動きが大きくなることもあります。
だからこそ、
自分がどの程度の値動きなら受け入れられるのかを考えながら選ぶことが大切です。
オルカンとS&P500を両方買う意味はある?重複投資を理解しよう
ここからは、多くの人が一番気になる
「オルカンとS&P500を両方買う意味はあるの?」
という疑問について解説します。
SNSでは、
「両方買えば最強」
という人もいれば、
「意味がない」
という人もいます。
実際のところはどうなのでしょうか。
結論から言うと、
両方買うこと自体は問題ありません。
ただし、
「思っているほど分散投資にはなっていない」
という点は理解しておく必要があります。
なぜ分散になりにくいの?
理由はとてもシンプルです。
オルカンには、
すでにアメリカ企業がたくさん含まれているからです。
例えばイメージとして、
オルカン100万円を買った場合、
約60万円はアメリカ企業へ投資しているような状態になります。
そこへ、
さらにS&P500を100万円購入すると、
当然ですが、
追加した100万円もアメリカ企業です。
つまり、
「世界へ分散している」
というより、
アメリカへの投資比率をさらに高めている
というイメージになります。
イメージすると分かりやすい
例えば100万円投資するとします。
パターン①
オルカン100%
世界中へ投資できます。
その中には、
- アメリカ
- 日本
- ヨーロッパ
- 新興国
などが含まれています。
アメリカ比率は高いですが、
世界全体へ投資できています。
パターン②
オルカン50%+S&P500 50%
一見すると、
世界とアメリカへ半分ずつ投資しているように見えます。
しかし実際は、
オルカンの中にもアメリカ企業がたくさん含まれています。
そのため、
最終的には
アメリカの割合がかなり高くなる
という結果になります。
つまり、
「オルカンだけ」
よりも、
さらにアメリカを信じた投資になります。
「両方買う意味がない」と言われる理由
投資系YouTubeやSNSでは、
よく
「オルカンとS&P500を両方買う意味はない。」
という意見を見かけます。
これは、
どちらもアメリカ企業が中心だからです。
例えば、
世界的に有名な企業である
- Microsoft
- Apple
- NVIDIA
- Amazon
- Meta
などは、
オルカンにも入っています。
もちろんS&P500にも入っています。
つまり、
同じ企業へ何度も投資することになります。
これを
オーバーラップ(重複投資)
と言います。
オーバーラップとは?
難しく聞こえますが、
考え方はとても簡単です。
例えば、
同じ漫画を2冊買ってしまったら、
冊数は増えますが、
内容は変わりません。
投資も少し似ています。
オルカンとS&P500を買うと、
同じ企業を重複して保有する割合が増えます。
もちろん、
悪いことではありません。
ただ、
「世界中へ均等に分散している」
というイメージとは少し違います。
両方買うメリットは?
もちろん、
メリットもあります。
アメリカを少し多めにできる
「世界にも投資したい。」
でも、
「アメリカ企業の成長にも期待している。」
そんな人には、
オルカンとS&P500の組み合わせは魅力があります。
オルカンだけよりも、
アメリカ比率を高められるからです。
精神的に続けやすい人もいる
投資は、
正解を選ぶゲームではありません。
長く続けることが一番重要です。
例えば、
オルカンだけ持っていると、
アメリカ株が大きく上がった時、
「S&P500にしておけばよかった。」
と思ってしまう人もいます。
逆に、
S&P500だけ持っていると、
「世界へ分散した方が良かったかな。」
と不安になる人もいます。
そのような人は、
最初から両方持っておくことで、
精神的に安心できる場合もあります。
私は、
長く続けられるなら、それも立派なメリットだと思っています。
デメリットも理解しておこう
もちろん、
良いことばかりではありません。
管理する商品が増える
投資信託は一本だけなら、
とてもシンプルです。
しかし、
2本、
3本、
4本…
と増えていくと、
管理する商品も増えます。
初心者ほど、
何を積み立てているのか分からなくなってしまうことがあります。
「どちらを増やそう?」と迷う
例えば、
毎月5万円積み立てる場合でも、
- オルカンを増やす?
- S&P500を増やす?
毎月悩むことになります。
投資は、
迷う回数が少ないほど続けやすいものです。
そのため、
最初は一本だけにする人も少なくありません。
結局どちらも似た値動きになることも多い
オルカンは世界中へ投資していますが、
約6割がアメリカです。
そのため、
アメリカ市場が大きく下がると、
オルカンも影響を受けます。
つまり、
思っている以上に、
オルカンとS&P500は同じような動きをする場面もあります。
もちろん完全に同じではありません。
それでも、
「全く違う商品」
というほどではないことは理解しておいた方が良いでしょう。
私ならどう考える?
もし今から投資を始めるなら、
私はまず、
「一本で続けられるかどうか」
を考えます。
オルカンでも、
S&P500でも、
長期で積み立てを続けることができれば、
十分資産形成は目指せると思っています。
私自身はS&P500を選んでいますが、
だからといって、
オルカンが間違っているとは全く思いません。
むしろ、
世界中へ分散したいなら、
オルカンは非常に魅力的な選択肢です。
だから私は、
「両方買うべきか」よりも、「自分がどちらなら長く続けられるか」を考える方が大切だと思っています。
NASDAQ100とは?S&P500との違いを初心者向けに解説
ここまで、
オルカンとS&P500の違いや、両方買うメリット・デメリットについて紹介してきました。
ただ、新NISAについて調べていると、
「NASDAQ100も人気ですよ。」
「FANG+の方が伸びる。」
という意見もよく見かけます。
実際、SNSではS&P500以上にNASDAQ100やFANG+を積み立てている人も少なくありません。
では、この2つはどんな商品なのでしょうか。
NASDAQ100とは?
NASDAQ100とは、
アメリカのNASDAQ市場に上場する企業のうち、金融業を除いた時価総額の大きい約100社で構成される株価指数です。
難しく聞こえるかもしれませんが、
簡単に言うと、
アメリカを代表するハイテク企業が中心の指数
だと思えば大丈夫です。
代表的な企業には、
- Microsoft
- NVIDIA
- Apple
- Amazon
- Meta
- Alphabet
- Broadcom
- Netflix
などがあります。
ニュースでよく耳にする企業ばかりですね。
S&P500との違い
S&P500は約500社へ幅広く投資しています。
一方、
NASDAQ100は約100社です。
つまり、
企業数が少ない分、
一社一社の影響が大きくなります。
さらに、
NASDAQ100はハイテク企業が非常に多く含まれています。
例えば、
AI、
クラウド、
半導体、
インターネットサービス
など、
これからの成長が期待される企業が多いことが特徴です。
NASDAQ100のメリット
成長性が期待できる
近年、
AIブームもあり、
NASDAQ100は非常に高いリターンを出した年もありました。
特に、
AI関連企業の成長によって、
指数全体が大きく押し上げられています。
そのため、
「将来もアメリカのハイテク企業が成長する。」
と考える人から人気があります。
S&P500より高いリターンになる可能性
過去には、
S&P500を大きく上回る成績だった期間もあります。
もちろん、
将来もそうなるとは限りません。
それでも、
高い成長を期待してNASDAQ100を選ぶ投資家は多くいます。
デメリット
もちろん、
良いことばかりではありません。
値動きが大きい
ハイテク企業は、
景気や金利の影響を受けやすい特徴があります。
そのため、
相場が良い時は大きく上昇しますが、
悪い時は大きく下落することもあります。
実際、
2022年には大幅な下落を経験しました。
投資初心者だと、
その値動きに驚いてしまうかもしれません。
分散性はS&P500より低い
約100社なので、
S&P500より集中投資になります。
そのため、
特定企業の影響も受けやすくなります。
高いリターンを期待できる一方で、
リスクも高くなる商品と言えるでしょう。
FANG+とは?
最近特に人気なのが、
FANG+
です。
名前だけ聞くと難しそうですが、
実はとてもシンプルです。
世界を代表する成長企業、
約10社へ集中投資する指数です。
主な構成企業
時期によって多少入れ替わりますが、
代表的な企業として、
- NVIDIA
- Apple
- Microsoft
- Amazon
- Meta
- Netflix
- Tesla
- Broadcom
などがあります。
どれも世界トップクラスの企業ばかりです。
なぜ人気なの?
理由は一つです。
過去のリターンが非常に高かったから。
SNSを見ると、
FANG+だけ積み立てている人もいます。
「短期間で資産が大きく増えた。」
という投稿を見ると、
魅力的に感じますよね。
私も最初に見た時は、
「こんなに伸びる商品があるのか。」
と驚きました。
ただし、リスクもかなり大きい
ここは必ず知っておいてほしいポイントです。
FANG+は、
約10社へ集中投資しています。
つまり、
一社の株価が大きく下がると、
指数全体にも影響します。
S&P500よりも、
NASDAQ100よりも、
値動きはさらに大きくなる傾向があります。
ハイリスク・ハイリターン
私は、
FANG+は
夢のある商品
だと思っています。
ただ初心者がいきなり資産の100%を投資する商品ではないとも感じています。
例えば、
暴落して資産が30〜40%減った時でも、
積立を続けられるでしょうか。
ここを冷静に考えることが大切です。
私ならどう考える?
もし今から新NISAを始めるなら、
私はまず、
S&P500やオルカンのような、
比較的王道の商品を中心に考えます。
そのうえで、
「もう少し成長性も欲しい。」
と思ったら、
NASDAQ100やFANG+を一部組み合わせるのも一つの方法です。
私自身も、
FANG+には興味があります。
過去の成績を見ると、
魅力的に感じるのも事実です。
ただ、
私は長期でコツコツ資産形成をすることを優先したいので、
現時点ではS&P500を積み立てています。
投資は、
大きく増やすことも大切ですが、
途中でやめないことの方がもっと重要だと思っているからです。
4つの商品を比較するとこんなイメージ
それぞれの特徴を簡単にまとめると、次のようになります。
| 商品 | 分散性 | 成長期待 | 値動き | 初心者向き |
|---|---|---|---|---|
| オルカン | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 小さめ | ◎ |
| S&P500 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 普通 | ◎ |
| NASDAQ100 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | 大きい | ○ |
| FANG+ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 非常に大きい | △ |
どれが一番良いというよりも、
どれが自分の性格や投資方針に合っているか
を考えることが大切です。
新NISAでおすすめの組み合わせ5選
ここまで、
- オルカン
- S&P500
- NASDAQ100
- FANG+
それぞれの特徴を紹介してきました。
ここからは、
「結局どの組み合わせがいいの?」
という人向けに、おすすめの組み合わせを紹介します。
正解は一つではありません。
投資経験や考え方によって、おすすめの組み合わせも変わります。
① オルカン100%
こんな人におすすめ
- 投資初心者
- とにかく迷いたくない
- 世界全体に分散したい
- 長くコツコツ積み立てたい
初心者なら、まず最初に候補に入るのがオルカンです。
世界中の企業へ幅広く投資できるため、
「どの国が一番成長するか分からない。」
という人でも始めやすい商品です。
一本で世界中へ投資できるので、
積立設定をしたら基本的にはそのまま続けられます。
投資先を頻繁に見直したくない人にも向いていると思います。
② S&P500 100%
こんな人におすすめ
- アメリカ経済の成長を期待している
- シンプルに運用したい
- オルカンより高いリターンを狙いたい
私は現在、このS&P500へ積み立てています。
理由は、
「これからもアメリカ企業が世界経済をリードしていく可能性が高い」と考えているからです。
もちろん、将来のことは誰にも分かりません。
だから「S&P500が絶対に正解」と言うつもりはありません。
ただ、私は自分なりに納得した上で選んでいるので、相場が下がっても慌てず積み立てを続けられています。
長期投資では、この「納得して続けられる」という気持ちも意外と大切だと思っています。
③ オルカン70%+S&P500 30%
こんな人におすすめ
- 世界分散を重視したい
- でもアメリカにも期待している
- オルカンだけでは少し物足りない
「どちらも魅力的に見えて決められない。」
そんな人に選ばれることが多い組み合わせです。
オルカンを中心にしながら、S&P500を加えることでアメリカへの投資比率を少し高められます。
ただし、前半でもお伝えしたように、オルカンにもアメリカ企業は多く含まれています。
そのため、「完全な分散」というよりは、アメリカをやや重視した世界分散というイメージです。
④ S&P500 80%+NASDAQ100 20%
こんな人におすすめ
- 基本は王道で運用したい
- ハイテク企業の成長も取り込みたい
- 値動きはある程度受け入れられる
S&P500を軸にしながら、NASDAQ100で成長性を少しプラスする組み合わせです。
AIや半導体など、今後の成長が期待される企業への投資比率を高めたい人には魅力があります。
ただし、その分値動きも大きくなります。
暴落時でも慌てず積み立てを続けられるか、一度考えてから選ぶことをおすすめします。
⑤ S&P500 80%+FANG+ 20%
こんな人におすすめ
- より高いリターンを狙いたい
- 長期投資が前提
- 値動きが大きくても積立を続けられる
FANG+は非常に魅力的な指数です。
過去にはS&P500を大きく上回るリターンを記録した時期もあり、多くの投資家から注目されています。
ただ、その一方で下落局面では値動きもかなり大きくなります。
そのため、
初心者がいきなり資産の100%をFANG+へ投資するのは、あまりおすすめできません。
もし興味があるなら、S&P500などを中心にして一部だけ組み合わせる方が精神的にも続けやすいと思います。
オルカンとS&P500はどっちが人気?
新NISAが始まって以降、特に人気が高いのが
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
の2つです。
実際に証券会社の投資信託ランキングを見ても、この2商品は常に上位にランクインしています。
以前はS&P500を選ぶ人が多い印象でしたが、最近では
「世界全体に分散したい。」
という考えから、オルカンを選ぶ人も増えています。
現在では、この2つが新NISAの定番商品と言ってもいいでしょう。
初心者にはオルカンとS&P500どっちがおすすめ?
「初心者ならどっちを選べばいいですか?」
と聞かれたら、私はこう答えます。
迷うならオルカン。
アメリカ経済の成長を信じるならS&P500。
オルカンは世界中へ分散投資できる安心感があります。
一方でS&P500はアメリカ企業へ集中する分、より高い成長が期待できる可能性があります。
どちらを選んでも、長期で積み立てを続けることが前提です。
「どちらが勝つか」を考え続けるよりも、
「自分が10年、20年と持ち続けられるか」
という視点の方が大切だと思います。
私がS&P500を選んでいる理由
私は現在、S&P500へ積み立てています。
理由は、
「もしアメリカ経済が本当に長期で停滞するような状況になれば、世界経済全体も大きな影響を受ける可能性が高い」と考えているからです。
もちろん、これは私自身の考えであり、将来を保証するものではありません。
だからこそ、オルカンを選ぶ人の考え方も十分理解できます。
大切なのは、SNSや周りの意見だけで決めるのではなく、自分が納得して続けられる商品を選ぶことです。
よくある質問(FAQ)
Q. オルカンとS&P500は両方買うべきですか?
必ずしも両方買う必要はありません。どちらか1本でも十分に資産形成を目指せます。
Q. オルカンとS&P500なら初心者はどちらがおすすめですか?
迷うならオルカンがおすすめです。世界中へ分散投資できるため、初心者でも始めやすい商品です。
Q. NASDAQ100は初心者でも買えますか?
購入できます。ただしS&P500より値動きが大きいため、リスクを理解したうえで少額から始めるのがおすすめです。
Q. FANG+は新NISAで買っても大丈夫ですか?
購入は可能ですが、値動きが非常に大きい商品です。初心者なら資産の一部にとどめる方が安心でしょう。
Q. オルカンとS&P500はどちらが儲かりますか?
将来どちらが高いリターンになるかは誰にも分かりません。過去の実績だけで判断するのではなく、自分が長く続けられる商品を選ぶことが大切です。
Q. オルカンとS&P500を半分ずつ買うのは意味がありますか?
アメリカ株の比率を高めたい人には一つの選択肢です。ただし、オルカンにもアメリカ株が多く含まれているため、思ったほど分散効果は高くありません。
Q. 30代・40代から始めても遅くありませんか?
遅くありません。長期投資では「始める時期」よりも「続けること」が重要です。早く始めるほど時間を味方につけられますが、今日始めることにも十分価値があります。
まとめ
オルカンとS&P500を両方買うことは、決して間違いではありません。
ただし、オルカンにもアメリカ株が多く含まれているため、思っているほど分散効果は高くないことを理解しておくことが大切です。
それぞれの特徴をまとめると、
- オルカン:世界中に分散投資したい人向け
- S&P500:アメリカ経済の成長に期待する人向け
- NASDAQ100:ハイテク企業の成長を重視したい人向け
- FANG+:高いリターンを狙いたい中・上級者向け
私自身はS&P500を選んでいますが、それが誰にとっても正解とは思っていません。
投資で一番大切なのは、「どの商品が最強か」を探し続けることではなく、自分が納得して10年、20年と積み立てを続けられる商品を選ぶことです。
焦って答えを出す必要はありません。
それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合った投資先を選び、無理のないペースで資産形成を続けていきましょう。



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