新NISAはいくら積み立てる?手取り別の目安と無理なく続ける金額の決め方

「新NISAを始めたいけど、毎月いくら積み立てればいいんだろう?」

私も投資を始めるとき、この金額にはかなり迷いました。

SNSを見ていると、

「毎月5万円積み立てています」

「NISAに月10万円入れています」

という人も普通に出てきます。

そういう投稿を見ていると、

「1万円じゃ少なすぎる?」

「もっと投資しないと意味がない?」

と思ってしまうんですよね。

でも、今の私はそうは考えていません。

私自身も最初から何万円も投資できたわけではなく、少額から始めました。

だから、これから始める人に伝えたいのは、

他人がいくら投資しているかではなく、自分が無理なく続けられる金額を見つけることの方が大切

ということです。

手取り20万円でも、実家暮らしで毎月10万円残る人もいれば、一人暮らしでほとんど残らない人もいます。

同じ収入でも、使えるお金は全然違います。

この記事では、

  • 手取り別の積立額の目安
  • 家計から積立額を決める方法
  • 月5,000円や1万円でも意味があるのか
  • 積立額を増やすタイミング
  • 生活防衛資金とのバランス
  • 私ならゼロからいくらで始めるか

まで、できるだけ分かりやすく紹介します。

※投資には元本割れの可能性があります。ここで紹介する金額はあくまで考え方の一例であり、特定の金額・商品の投資を推奨するものではありません。


  1. 新NISAはいくら積み立てればいい?私なら「残ったお金」から考える
    1. Aさん
    2. Bさん
  2. 手取り別|新NISAの積立額を考える目安
  3. 「手取りの10〜20%」は参考にはなる。でも無理に合わせなくていい
  4. 月5,000円しか投資できなくても意味はある?
  5. 「月1万円しかできない」ではなく「月1万円もできる」と考える
  6. 私なら積立額を4ステップで決める
    1. STEP1 毎月の生活費を把握する
    2. STEP2 近いうちに必要なお金を分ける
    3. STEP3 急な出費に備える現金を確保する
    4. STEP4 それでも残るお金から積立額を決める
  7. 「投資できる最大額」ではなく「暴落しても続けられる額」を考える
  8. 30代・40代は「投資額を増やすこと」だけ考えなくていい
  9. 積立額を増やすなら「収入が増えたとき」が楽
  10. 私が実際にやっているのは「投資額を固定しすぎない」こと
  11. 節約して投資額を増やすなら、まず固定費から
  12. 私がゼロから新NISAを始めるなら月1万円から
  13. 「もっと増やしたい」から高リスク商品を選ぶのは別の話
  14. よくある質問
    1. Q. 月5,000円でも新NISAを始める意味はある?
    2. Q. 毎月10万円積み立てた方がいい?
    3. Q. 積立額は途中で変えてもいい?
    4. Q. ボーナスが入ったら追加投資した方がいい?
    5. Q. 貯金とNISA、どっちを優先する?
  15. まとめ|他人の積立額ではなく「自分が20年続けられる金額」を探そう
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新NISAはいくら積み立てればいい?私なら「残ったお金」から考える

先に結論を書くと、

「手取りの○%を必ず投資する」という正解はありません。

例えば、手取り20万円の人が2人いたとします。

Aさん

実家暮らし
生活費:8万円
毎月残るお金:12万円

Bさん

一人暮らし
生活費:17万円
毎月残るお金:3万円

同じ手取り20万円でも、投資に回せる金額はまったく違います。

Bさんが、

「手取り20万円なら2万円くらい投資した方がいいらしい」

と毎月2万円積み立てたら、残るのは1万円。

家電が壊れたり、病院に行ったり、冠婚葬祭があったりすれば、簡単に足りなくなります。

その状態で投資を続けるのは、結構しんどいと思います。

だから私なら、

収入 → 生活費 → 近いうちに使うお金 → 現金で残したいお金 → それでも余ったお金

という順番で考えます。

投資額を先に決めて、残ったお金で生活するのではありません。

生活を守ったうえで、投資に回せる金額を決める。

私はこの順番の方が長く続けやすいと思っています。


手取り別|新NISAの積立額を考える目安

とはいえ、

「目安くらいは知りたい」

という人もいると思います。

そこで、最初の積立額を考えるための一例をまとめると、こんな感じです。

手取り月収最初に検討する積立額の例
15万円5,000円〜1万円
20万円1万円〜2万円
25万円1万円〜3万円
30万円2万円〜5万円
40万円3万円〜

ただし、これは**「この金額を投資すべき」という表ではありません。**

手取り30万円でも、子どもがいて住宅ローンを払っている人と、実家暮らしの人では状況が違います。

逆に手取り15万円でも、支出が少なく十分な貯金があるなら1万円以上積み立てられるかもしれません。

なので、この表は、

「何円から始めよう?」と迷ったときのスタート地点

くらいに考えてください。


「手取りの10〜20%」は参考にはなる。でも無理に合わせなくていい

積立額を考えるとき、

「収入の何%を投資すればいい?」

と考える人も多いと思います。

例えば手取りの10%なら、

手取り15万円 → 1万5,000円
手取り20万円 → 2万円
手取り25万円 → 2万5,000円
手取り30万円 → 3万円

です。

20%ならこの倍になります。

ただ、私は10%や20%という数字に無理に合わせる必要はないと思っています。

毎月2万円が余裕なら2万円。

1万円なら続けられそうなら1万円。

今は5,000円が限界なら5,000円。

それでいいと思います。

大切なのは、

「投資したあとも普通に生活できるか?」

です。


月5,000円しか投資できなくても意味はある?

ここは投資を始める前の私なら気になったところです。

SNSで月5万円、10万円という数字を見ていると、

「月5,000円くらい投資しても意味ないんじゃない?」

と思ってしまいます。

そこで、毎月5,000円を長期間積み立てた場合を考えてみます。

仮に年5%で運用できた場合、

毎月の積立額20年間の元本20年後の試算
5,000円120万円約206万円
1万円240万円約411万円
2万円480万円約822万円
3万円720万円約1,233万円
5万円1,200万円約2,056万円

※一定の利回りで運用できたと仮定したシミュレーションです。手数料・税金等を考慮しておらず、将来の運用成果を保証するものではありません。

月5,000円でも20年間の元本は120万円です。

仮に年5%で運用できれば、計算上は約206万円になります。

もちろん、月5万円投資できる人と比べれば資産額は小さくなります。

でも、

5,000円だから意味がない

とは私は思いません。

0円なら20年後も投資元本は0円。

5,000円なら20年間で120万円を積み立てています。

この差は結構大きいです。


「月1万円しかできない」ではなく「月1万円もできる」と考える

私はこっちの考え方が好きです。

月1万円なら、

1年間で12万円。

10年間なら元本120万円。

20年間なら元本240万円。

30年間なら元本360万円です。

1か月だけ見ると1万円。

でも長期間続ければ、積み上げた元本そのものが大きくなっていきます。

さらに運用によって利益が出れば、その利益も運用に回ることで複利の効果も期待できます。

だから、

「月1万円しか投資できないから、収入が増えてから始めよう」

と何年も待つより、

今の家計で無理のない金額から始めて、余裕ができたら増やす。

私はこの考え方でいいと思っています。


私なら積立額を4ステップで決める

毎月いくら積み立てるか迷ったら、私は次のような順番で考えます。

新NISAの積立額を無理なく決める5ステップのフローチャート

では実際に毎月いくらにするか。

私なら次の順番で考えます。

STEP1 毎月の生活費を把握する

まず、

「自分が1か月にいくら使っているのか」

を確認します。

家賃、食費、水道光熱費、通信費、保険、日用品など。

細かく1円単位まで管理しなくても、

毎月だいたいいくら必要なのか

が分かれば十分です。

STEP2 近いうちに必要なお金を分ける

次に、

車検、旅行、引っ越し、家電、結婚、住宅購入、教育費など、

数年以内に使う可能性が高いお金を考えます。

近いうちに必要になるお金まで株式などに投資すると、必要になったタイミングで相場が下落している可能性があります。

だから私は、

「投資できるお金」と「使う予定のお金」は別物

として考えます。

STEP3 急な出費に備える現金を確保する

病気、失業、家電の故障など、予定していない出費もあります。

そうしたときのために、一定の現金を持っておくことも大切です。

必要額は仕事や家族構成などによって違います。

会社員と自営業でも収入の安定性は違いますし、一人暮らしと子どものいる家庭でも必要なお金は違います。

「生活費○か月分」と一律に決めるより、

自分がどれくらい現金を持っていれば安心できるか

まで考えたいところです。

STEP4 それでも残るお金から積立額を決める

ここまで考えて、

「毎月2万円くらいなら使わなくても大丈夫そう」

となれば、最初は1万円から始めてもいいと思います。

余裕があることが分かってから、

1万円 → 1万5,000円 → 2万円

と増やせばいい。

私は、最初から限界ギリギリまで投資する必要はないと思っています。


「投資できる最大額」ではなく「暴落しても続けられる額」を考える

もう一つ重要なのがこれです。

例えば、

「毎月3万円ならギリギリ投資できる」

とします。

でも、その3万円を積み立てている投資信託が大きく下落したらどうでしょう。

毎月生活を切り詰めて3万円を入れているのに、

100万円 → 80万円 → 70万円……

と評価額が下がる。

結構つらいと思います。

投資を始めるときは、

「毎月いくら出せるか」だけではなく、「下がっていてもその金額を入れ続けられるか」

まで考えた方がいいと思います。

私は短期間で大きく増やすより、長く市場に残ることを優先しています。

そのため、積立額についても、

最大額ではなく、長く続けられる金額を選びます。


30代・40代は「投資額を増やすこと」だけ考えなくていい

30代、40代になると、

「老後まで時間がないから、もっと投資しないと」

と焦ることもあります。

私自身も、もっと早く投資を始めておけばよかったと思うことはあります。

でも30代・40代は、

結婚、住宅、子育て、教育費、車、親の介護など、お金が必要になる可能性のある時期でもあります。

特に40代になると、

自分の老後資金を作りたいのに、現在の支出も大きい

という状況になる人もいると思います。

だから、

「40代なら月5万円」

のように年齢だけで積立額を決めるのは、私はおすすめしません。

月5万円が余裕なら5万円。

月1万円なら無理なく続けられるなら1万円。

重要なのは、

今の生活を犠牲にして、老後のためだけに投資しないこと

だと思っています。


積立額を増やすなら「収入が増えたとき」が楽

積立額は、一度決めたら20年間同じにする必要はありません。

むしろ私は、

最初は少なく、余裕が増えたら積立額も増やす

方法がやりやすいと思っています。

例えば、

月1万円からスタート。

昇給して手取りが1万円増えたら、積立を5,000円増額。

スマホ代を3,000円安くできたら、その一部を積立へ。

使っていないサブスクを2,000円解約したら、その分を追加。

こうすると、

今までの生活水準を大きく落とさず、投資額を増やせます。


私が実際にやっているのは「投資額を固定しすぎない」こと

私自身、最初から大きな金額を投資していたわけではありません。

少額から始めて、家計や現金の状況を見ながら投資額を増やしてきました。

今でも、

「毎月絶対にこの金額を入れないとダメ」

とは考えていません。

余裕があるなら増やす。

現金を残したいなら減らす。

大きな支出があるなら無理をしない。

でも、できる範囲で投資は続ける。

投資額を変えることを「失敗」だと思わない。

これも長期投資では結構大切だと感じています。


節約して投資額を増やすなら、まず固定費から

「あと1万円投資したい」

と思ったとき、食費を毎日削る方法もあります。

でも私は、毎日の我慢が必要な節約より、

一度見直せば効果が続く固定費

から考えます。

例えば、

項目見直し例
通信費格安SIM・料金プランを確認
サブスク使っていないサービスを解約
保険必要な保障内容を確認
電気・ガス契約・料金プランを確認
コンビニ利用回数を少し減らす

私自身も格安SIMを使ったり、コンビニの利用を減らしたり、キャッシュレス決済のポイントを活用したりしています。

一つ一つは小さくても、

月3,000円浮けば年間3万6,000円。

月5,000円なら年間6万円。

これを全部投資する必要はありません。

半分投資して、半分は貯金でもいい。

「投資のために生活を苦しくする」のではなく、「無駄を減らした結果、投資できるお金が増えた」

という形が私は理想だと思っています。


私がゼロから新NISAを始めるなら月1万円から

もし今の知識を持ったまま、投資経験ゼロの状態に戻ったら。

私は最初から月5万円、10万円は入れません。

まずは月1万円程度から始めます。

理由は、実際に自分のお金を投資しないと分からないことがあるからです。

1万円積み立てて、

9,800円になる。

9,000円になる。

逆に1万1,000円になる。

そのとき、

「1,000円減っただけでも怖い」

と思うのか。

「20年間続けるつもりだから気にならない」

と思うのか。

自分のリスク許容度が少しずつ分かってきます。

それから2万円、3万円と増やしても遅くありません。

最初から自分の限界を探す必要はない。

私はそう思っています。


「もっと増やしたい」から高リスク商品を選ぶのは別の話

元記事ではオルカン、S&P500、NASDAQ100、FANG+を「期待リターン」の星で比較しています。

ここは削除をおすすめします。

「積立額が少ないから、もっとリターンの高そうな商品を選ぼう」

という考え方は注意が必要です。

値動きの大きな商品なら、上昇時の利益が大きくなる可能性がある一方、下落も大きくなる可能性があります。

積立額の問題と、どの程度のリスクを取るかは分けて考える。

月1万円しか投資できないからといって、無理に高いリスクを取る必要はありません。


よくある質問

Q. 月5,000円でも新NISAを始める意味はある?

私はあると思います。

月5,000円でも年間6万円、20年間なら元本だけで120万円です。

少額から投資を経験できることにも意味があります。

「5,000円しか」ではなく、**「5,000円なら無理なく続けられる」**なら十分スタート地点になります。

Q. 毎月10万円積み立てた方がいい?

10万円を投資しても生活や貯金に十分余裕があるなら選択肢になります。

ただし、SNSで他の人が10万円積み立てているからという理由で無理に合わせる必要はありません。

収入も資産も支出も人によって違います。

他人の月10万円投資と比べず、自分の月1万円を無理なく続ける積立投資の考え方

Q. 積立額は途中で変えてもいい?

もちろんです。

収入が増えれば増額する。

支出が増えれば減額する。

家計が厳しい時期なら無理をしない。

積立額を変更しながら長く続けるという考え方でもいいと思います。

Q. ボーナスが入ったら追加投資した方がいい?

余裕資金なら追加投資も選択肢です。

ただ、ボーナスを全部投資する必要はありません。

今後の大きな支出や現金の状況も確認して判断した方がいいでしょう。

Q. 貯金とNISA、どっちを優先する?

どちらか一方ではなく、目的を分けて考えます。

近いうちに使うお金や急な出費に備えるお金は現金。

長期間使う予定がなく、価格変動を受け入れられる余裕資金を投資に回す。

私はこの考え方です。


まとめ|他人の積立額ではなく「自分が20年続けられる金額」を探そう

新NISAを始めると、

「毎月いくら投資すればいい?」

という数字が気になります。

でも、

手取り15万円なら○円。

40代なら○万円。

手取りの20%。

という数字だけで、自分の積立額を決める必要はありません。

収入が同じでも、生活は違います。

家族構成も違う。

貯金も違う。

将来必要なお金も違います。

だから私なら、

①生活費を確認する
②近いうちに使うお金を分ける
③急な出費に備える現金を確保する
④残った余裕資金から積立額を決める

という順番で考えます。

月5,000円でもいい。

月1万円でもいい。

余裕が出てきたら、そのとき増やせばいい。

私自身も少額から始めて、家計や現金の状況に合わせながら投資額を調整してきました。

SNSで月10万円積み立てている人を見れば、羨ましく感じることもあります。

でも、その人と自分では収入も支出も違います。

他人の10万円より、自分が無理なく続けられる1万円。

長期の資産形成では、私はその方が大切だと思っています。

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